鼻からの内視鏡で胃の検診をしてみたら ポリープがあった!!

先日、健康診断で内視鏡で胃の検査をしました。モニターを見ながら医者と話しながら検査が行われます。食道の入口をみながら、「ただれているね」、胃を観ては、「胃炎があるね」、そして、「ポリープがあるから生体取りましょう」と内視鏡の検査で、胃が痛くなりそうでした。

内視鏡の検査後、約2週間で結果の説明です。

コンテンツ
・内視鏡検査を申し込んだ!
・内視鏡検査のようす
・検査結果説明
・まとめ

 

内視鏡検査を申し込んだ!

今回の内視鏡検査は、定年後の健康診断の1項目として行いました。保険組合の計らいで前年にABC検査を受けた人は、無料で内視鏡検査を受けることができました。健康保険で3割負担であれば、生体検査を行っても、15,000円以内のようです。

内視鏡検査は、今回が3回目です。1回目は通常の健康診断(バリュウムでの健康診断)で要精密検査となったときにです。2回目はバセドウ病になった時に原因が分からずに内視鏡検査となりました。2回とも鼻から内視鏡を入れたのですが、病院は異なります。

ここ数年、健康診断で胃の検診を行っていません。理由は、会社の健康診断では、ピロリ菌の検査を行い、ピロリ菌がいないと胃の検査を行わなくなっていたからです。

近年、胃がんは、ヘリコバクター・ピロリ菌による感染症であることが判明しており、胃がんの99%以上は、ピロリ菌に感染しています。更に、ピロリ菌が慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍はじめ、胃がんやリンパ腫など悪性腫瘍の発生にも繋がることも報告されています。

このため、ピロリ菌の有無の検査をして、ピロリ菌に感染していなければ、健康診断では胃の検査を行わないことが多くなったのです。

多くの場合、血液による胃がんリスク評価(いわゆる「ABC分類」)がおこなわれますが、実は2017年より、ヘリコバクター・ピロリ抗体価検査の陽性の基準が変わっています。聞いていないよ!! 以前は、10U/mL未満だったのですが、3U/mL未満に変更されています。

このため、昨年の検査結果が3.1U/mLであった私は陽性判定となってしまいました。昨年度の検査の結果の説明の際は、ピロリ菌がいるか、いないか分からない、内視鏡検査を進めますとドクターに言われてしまいました。どうも、この値が小さい人の中にもピロリ菌を持っていた人がいて、基準の改定になったようです。

この病院の説明だと、内視鏡で生体をとり検査することが、最終判定との説明でした。ところが、あとでネットで調べてみると、内視鏡を使う検査は、胃の粘膜や胃の組織の一部を採取して診断するため、ピロリ菌に感染していても、採取した部分にピロリ菌がいないと偽陰性になる場合もあるそうです。いかにもありそうな・・

一番精度が良い検査方法を調べてみると、尿素呼気試験法とのこと、検査用の薬を服用し、一定時間経過後に吐き出された息を調べて診断します。簡単であり最も精度の高い検査だそうです。

という記事が一般的です。 これって・・ 今回の説明は正しいの??

内視鏡検査のようす

健康診断の他の項目は30~40分ぐらいで完了しました。内視鏡検査は、他に受ける人は1人(我が家の嫁)だけだったのですがトータル1時間ぐらいかかりました。

使われた内視鏡ですが、富士フィルム製でスコープで直径が5.9mmです。口からの従来の8~10mmと較べてかなり細くなっています。柔軟性があるために、鼻腔内に入れても硬いものが入っているという異物感をあまり感じませんでした。

鼻に内視鏡を入れる前に、どちらの鼻に入れるかを確認してから、麻酔を行うのですが、この辺は病院によって違うようです。今回は、麻酔医薬を鼻にいれてから、綿棒のようなものを鼻にいれて鼻孔を広げるための時間がありました。10分ぐらいですかね?

以前行った内視鏡検査も富士フィルムのスコープだったのですが、今回の方が鼻の付近が擦れた感じあり痛みがありました。終わったから1時間ぐらいは鼻のこの部分に違和感が残りました。

検査が始まる直前までドクターは、現れず入ってきてすぐに検査が始まりました。どうも同じような部屋が2か所あり、反対側の部屋でもう一人(嫁)を検査していたようです。

ドクターは人当たりがよく、明るい感じなのですが、冒頭書いたとおり、モニターを観ながら、食道の入口をみながら、「ただれているね」、胃を観ては、「胃炎があるね」、そして、「ポリープがあるから生体取りましょう」とと心配になることを連発していました。

ポリープとピロリ菌検査のため生体検査で胃の組織の一部を切り取るのですが、特に痛みは感じませんでした。

生体検査をした場合は、検査結果がでるまで2週間程度かかるので、あまり変なことを言われると心配になります。実際の検査時間は10~15分くらいですかね。

鼻からの胃カメラ検査のメリットとして言われている、吐き気が少ない、検査中に話ができる、からだにやさしい、検査後、30分~60分で日常生活に戻れますは、ほぼその通りでした。

検査結果説明

2週間後に予約をとり、検査結果を聞きにいきました。大丈夫と思いつつ、万が一結果が・・と心配になったりします。

この記事を書くのに内視鏡のデメリットとして、患者が自分の胃の状態を医者と一緒にモニターして不安になるという項目がありました。心配症に方は、麻酔で寝てやった方が良いかもしれません。

その前に他の健康診断の結果と内視鏡検査の結果のコメントの送付がありました。でもこの時点で最終結果が反映されているかどうかは、不明です。

結果は・・

ピロリ菌はなし、ポリープは良性とのことでした。

ピロリ菌はこれが最終結果ですとのことでした。他の組織でピロリ菌がいることは無いのだろうかと少し不安になりますが・・

ポリープは今回5㎜程度とのことですが、次年度以降は大きさに変化がなければ、生体検査は必要ないそうです。

結果の説明は約10分ぐらいで終わったと思います。

まとめ

逆流性食道炎や萎縮性慢性胃炎はありますが、ポリープ、ピロリ菌はセーフでした!!

逆流性食道炎は2週間分の薬をもらいましたが、萎縮性慢性胃炎は結果説明でも全くふれられず・・こちらも他のことが気になり聞き忘れました。

健康は心配しすぎるのも良くないと思いますが、毎年の健康診断は受けるのよいと思います。胃部の内視鏡検査も50歳以降からは、所見が増えるので定期的に受けることをすすめます。

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