
登山用のラジオとして、もう40年以上も前にナショナルの薄型ラジオペッパーを購入しました。
社会人1年目に購入したこのラジオは、山に行くときだけでなく、旅行や山小屋のセルフビルドをするときに常に一緒にいました。
現在でもスイッチを入れると問題なく使用できます。
こんなに小型で信頼性が高いラジオは素晴らしいの一言です!
ナショナルの携帯ラジオペッパーは、40年以上前に10機種近く発売されています。
我が家のAM専用のペッパーは、MODEL NO.R-022です。
23歳の年に購入しているので、何と44年前には発売されていたものです。

文庫本と比べるとその小ささが分かります。

操作部分はこんな感じです!
我が家のペッパーシリーズの中でも比較的初期のモデルです。
◆仕様
・大きさ(実測)
縦 12cm 横6.75cm 厚さ 1.25cm
・重さ(実測) 80.5g
・AM専用ラジオ
・電源 単4電池3本 4.5V
・日本製(made in Japan)
ペッパーは当時爆発的人気があったピンクレディを起用して話題になりました。
ポスターに魅力を感じて購入した人も少なからず居たのではないでしょうか!


社会人になり、山の会に入りました。
先輩から、携帯ラジオは必須だから購入しておいてといわれました。
当時の携帯ラジオは、まだそれほど小さくなく
荷物を少しでも軽くしたいので、できるだけ小さいものを探していました。
その時、発売当時のこのペッパーに出会いました。
価格は7000円以上だったと記憶しています。
新入社員にとってこの値段はかなりハードルが高かかったのですが、
その最新鋭で小型でカッコイイ姿に負けて購入しました。
それから、このペッパーとの付き合いは40年以上になります。
山に行くときは常に一緒でしたが、
社会人になり10年以上経ち、30代半ばになると、山に行く機会が激減しました。
それから10年ぐらいは、ともに行動することが少なくなりました。
ところが、40代半ばに白州の里山にログハウスのセミセルフビルドを始めると、
再びこのペッパーとの付き合いが始まりました。
その当時で購入して20年以上経っていたはずなのですが、
山の中でも感度はよく、普通にラジオを聞くことができました。
山小屋が完全に完成するまでの約10年間ぐらいは、常にこのラジオと一緒にいました。
現在も、すぐに取り出せる机の引き出しにペッパーは居います。
時々スイッチを入れてみますが、問題なく聴くことができます!!
ラジオの素晴らしさは、そのプログラムの豊富さやプライベート感、本音感にあると思います。
でもそれだけではなく、ダイヤル式のAMラジオには特別な魅力があります。
山に行ったときも、里山でログハウスを作っていたときも、この魅力を感じました。
それは、新しい出会いがあるということです。
地方へ行くと普段東京近辺で聞いている放送局の番組は聞くことができません。
ところが、ダイヤルを回して電波をさがすと、地元の局の番組が飛び込んできます。
どこに居ても、必ずどこかの局の放送を聞くことができます。
それが意外と面白かったり、地元の情報を拾うのに役立ったりするです!
地方でダイヤルを回すと新しい出会いがあります!!
現在のおすすめラジオはどんなものでしょうか?
携帯するなら、やはり、小型、軽量、高感度、信頼性が高く、使い勝手がよいなどでしょうか!?
悩ましいのは、信頼性が高い、すなわち長く使えるかどうかは、すぐには判断ができません。
実際に購入しようとすると、価格はピンキリです。
有名メーカーの製品ほど高い傾向がありますが、その実力は価格にはそのまま比例しないのではないでしょうか!
気になったラジオたちを紹介します。
| 名称 | メーカー | 大きさ 幅×高さ×厚さ ㎝ | 重さ 除電池 g | バンド | 費用 | 備考 |
| RAD-P300S | オーム電機 | 56×96×16 | 62 | AM/FM | 低 | デジタルチューナー |
| ER-P62FL | エルパ | 55×120×20 | 77 | AM/FM | 低 | 簡単選局 |
| TY-APR5 | 東芝 | 58×95×18 | 100 | AM/FM | 低 | LED照明搭載 |
| RF-ND50TV | パナソニック | 55.5×103×15 | 65 | AM/FM、ワンセグTV | 高 | 地域設定機能 |
| SRF-T355 | ソニー | 55×106×17 | 96 | AM/FM | 高 | PLLシンセサイザーラジオ |


