入笠山は南アルプスの一番北にある山です。とても登り易い山で色々な楽しみ方ができます。「おとたの」での視点では、ロープウェイではないですがゴンドラがあり楽しく登れます。また温泉もそばにあり帰りの楽しみもあります。
更に山頂近くに湿原やお花畑があり花好きな人、写真好きな人は楽しめます。もちろん山頂からの眺めもとても良いです。
・登山ルート
・帰りのお楽しみ
・まとめ
アクセス
2つのルートのアクセスを紹介します。一つはゴンドラの登り口です。もう一つは今回行った山行の登り口である沢入登山口です。
ゴンドラの登り口は、富士見パノラマスキー場を知っている人であれば行き方は簡単です。車で南諏訪でおり約10分でゴンドラの乗り口の駐車場に着きます。電車でいくなら中本線の富士見で下りてタクシーで10分で同じくゴンドラの乗り口の駐車場につきます。ゴンドラ山頂駅まで約15分ぐらいでつきます。山頂駅の標高は1740mでゴンドラで730m稼ぎます。そこから湿原を通って約60分で入笠山山頂につきます。
今回は、もう少し歩こうと標高1470mの入笠山の沢入登山口に車を止め登りました。林道のマイカー規制地点にある無料駐車場です。中央道の諏訪南インターチェンジを下りて国道20号線を甲府方面へ走り右折して向かいます。入笠林道は11月下旬から4月下旬まで冬期閉鎖、沢入から先も4月末から11月上旬まではマイカー規制が行われ8時00分~15時00分は一般車の通行は禁止となるためシーズンは混み合います。
駐車場は約30台駐車可能ですが、シーズンは混み合うようです。トイレありです。富士見町のHPにマイカー規制の情報が載っています。
登山ルート
計画ルート
今回の計画ルートは 沢入登山口からの往復です。
入笠山(沢入)登山口 ⇒ 70分 入笠湿原 ⇒ 10分 ⇒ 御所平峠 ⇒ 20分 ⇒ 入笠山 ⇒ 20分 ⇒ 入笠小屋 ⇒ 40分 ⇒ 入笠山(沢入)登山口
標高は、登山口 1470m、入笠湿原 1730m、入笠山 1955mです。標高差 475mを登っています。最初の登りが一番きついです。
入笠山は簡単に登れる割に2000mに近い山です。
歩行時間合計 160分(2時間40分) 行動時間 220分(休憩 60分)です。
眺望と湿原を楽しむならゴンドラでのルートも捨てがたいです。
ゴンドラの値段を紹介しておきます。
往復券 おとな1,650円、子供 800円
片道券 おとな1,050円、子供 500円 です。
実際のルートと行動時間
・入笠山(沢入)登山口から入笠山湿原(発10:00am 着11:00am)
山行は8月の平日いきました。登り口付近にクマの目撃情報が貼ってありました。混むと聞いていましたが、駐車場には数台しか止まっていませんでした。
林の中を登っていきましたが、ほとんど人と会わず湿原まできまました。やはり平日は道はしっかりしていますが、あまり使われていないようです。湿原までくると多くの人が来ていました。
・入笠湿原から入笠山山頂(発11:15am 着11:40pm)
湿原も広々としていますが、途中の花畑も花を見ながら登っていけます。高山植物好きな人はとてもいい場所です。
山頂は意外と広々としていて、眺望もとてもよいです。八が岳、中央アルプス、北アルプスが見えるはずなのですがこの日は雲が多くあまり良く見ませんでした。
湿原の様子です。
山頂は広々としています。晴れですが、雲が多く眺望は悪い状況です。
・山頂から入笠小屋(発12:20am 着12:50pm)
途中のお花畑で花を撮りながら下りてきました。今回は全体に写真がいまいちでした。
・入笠小屋から登山口(発13:00pm 着13:40pm)
来た道を帰りました。車で来るとこの辺がおもしろくないですね。
実際の歩行時間は、155分(2時間25分)、行動時間は、220分(3時間40分)でした。
帰りのお楽しみ
帰りのお楽しみはなんといっても温泉です。今回はこの辺では有名なゆーとろん水神の湯に行きました。諏訪南インターから10分ぐらいの位置にあり手軽によることができます。入湯料はおとな 900円、子供700円ですが、ネット上に100円引きのクーポンがあります。車で行くとビールが飲めないのが残念です。
まとめ
入笠山はとても楽しく行ける山です。お金がある人はゴンドラで行くと更に楽しく行けます。湿原、花畑や眺望を楽しみましょう。