今まで中古車5台、新車3台を乗り継いでいます。
中古車のときは色々と車のトラブルが経験しましたが、
新車はほとんどトラブル発生しなくなりました。
3台目の新車のエクストレイルは今年15年目です。
先日30分ほど走り、公園で停車しエンジンをかけようとしたら、
エンジンがかかりません! 今まで経験のない現象です!
一体何が原因なのでしょうか?!
30分ほど車を走らせ、少し予定時間より早ので公園の駐車場に停めて、トイレに行って帰ってきました。
この間は約5分ぐらいでしょうか
エンジンをかけようとしましたが、全くかかりません。
昔経験したのは、バッテリーが弱ったときに、セルモーター(スターターモーター)が、
回ろうとしているのですが、止まってしまう現象です。
今回はこれとは違い全くセルモーターに反応がありません。
わずかにカチカチといっているようです。
何度やってもこの状態は変わりません。
その後、原因はセルモーターの故障ということが分かりました。
セルモーターの寿命は一般的には10~15年、走行距離10万km~15万kmといわれています。
まさに我が家のエクストレイルはぴったしの該当車です!
15年目で走行距離は約14万kmです。
◆一体何が起きているの?
セルモーターが故障する原因の多くは、経年劣化による内蔵ブラシの摩耗です。
ブラシが摩耗すると、そのカスが可動部に詰まり、エンジンを動かすのに十分な回転量・回転数を発揮できなくなります。
原因が分かったあとにディーラーのメカニックに、年数や走行距離がすすむと、
起きる可能性のあるトラブルは他に何があるか尋ねてみました。
経験上は、今回起きたセルモーターとオルタネーターが壊れることが多いそうです。
同じことをネット上で調べていみると
・タイミングベルトの劣化・断絶
・各種オイルの漏れ
・ミッション関係の故障・不具合
・足回りのガタつき・エンジンからの異音
などです。
特に、ミッションが故障した場合は「車の寿命」と判断され買い替えをすすめられます。
JAFの対応
幸いにしてJAFの基地が近くにあったので、電話してから15分ほどで来てくれました。
実地の研修があるとのことで2名で来てくれました。
最初にバッテリーの電圧を測り、その後外付けのバッテリーでエンジンをかけようとしましたがNGです。
恐らくこの時点で原因はほぼ推定できたいたようです。
次にセルモーターを金槌の柄で叩きながらエンジンをかけようと試みますが上手くいきません。
2度3度と研修生が叩きますが上手くいかず、
もう一人の隊員が交代します。別の道具で別の場所を叩くとエンジンがかかりました!!
エンジンを一度切ると、次に再起動できるか分からないので、このままディーラーに行くことをすすめられました。
その後書類にサインをして完了です。
JAFにすすめられた通り、その足でディラーに向かいました。
ディラーのメカニックにまず聞かれたのは、JAFがどうやってエンジンを起動させたかです。
セルモーターを叩いてと説明したら、それならOKとこと
この対応は一般的に行うことのようです。
JAFからもらったロードサービス書の処置情報には
◆ロードサービス書の処置情報
・エンジン不始動 スターターモータ
・応急作業
スターターに衝撃を与えて始動
再起動(困難)です
工場に入庫して各部点検をして下さい
・バッテリー 始動前;12.5V 始動後:14.2V
と記載があります。
ディラーでエンジンを止めても何度か再起動してもエンジンはかかりましたが、
不安もあるので、セルモーターを交換することにしました。
費用は、技術料10,660円、部品代35000円です。
部品はリビルト品(外側は中古、中身は新品)です。
新品では費用は倍になるとのことです。
◆ネット記事では
・セルモーター交換費用の目安は部品代と工賃を合わせて3万円〜10万円(新品)
・費用は、工賃を含めて3万5千円~6万円(新品)
などとあります。
最近の色々なものの値上げの影響があるのか、ネット情報より高額です。
戻ってきたエクストレイルのボンネットを開けて確認すると、
ケースは中古と言っていたセルモーターは新しく新品のように見えました!
2日に修理が終わり無事エクストレイルは生還しました。
10年10万kmを越えても元気に走っていた我が家のエクストレイルです。
今回のセルモーターの故障は前兆も全くなく発生しました。
今回はJAFやディラーに近いところで発生したので助かりましたが、
遠出をしてるときに起きると大変なことになる故障の一つです。
10年以上、走行距離10万kmを越えて乗り続けるには覚悟が必要そうです。
いざとなったときに慌てないようにしたいものです。
今回JAFにお世話になったのは30年ぶりぐらいですがJAFは、頼れる組織です。