我が家の愛猫のゴジは、2年半前の甲状腺亢進症が発覚しました。
投薬治療を行い、少しずつT4の値が改善していましたが、
半年ぶりの血液検査では、発覚時と同じぐらい悪化してしまいました。
家での行動や食欲はあまり変わっていないのですが・・
何が起こったのでしょうか?
甲状腺亢進症が発覚して2年半になりますが、毎回検査結果を見るのはドキドキします。
前回までの結果がよかったので、少し安心していたのですが。
今回は甲状腺ホルモンT4の値が大きく悪化していました。
項目 | 参考基準範囲 | 2022/5/13 | 2022/6/11 | 2022/7/2 | 2022/10/8 | 2023/2/17 | 2023/6/13 | 2023/11/10 | 2024/6/6 | 2024/12/9 |
甲状腺ホルモンT4 | 0.90-3.7 | 13.5 | 11.25 | 1.08 | 5.86 | 5.15 | 7.1 | 4.72 | 3.89 | 11.07 |
SDMA | 11以下 | 7 | 5 | |||||||
クレアチニン | 0.9-2.1 | 0.87 | 0.94 | 1.11 | 1.11 | 1.43 | 0.78 | |||
アルブミン | 2.3-3,5 | 2.8 | 2.7 | 2.7 | 2.8 | 2.7 | 2.7 | 2.7 | 2.6 | 2.8 |
総コレステロール | 95-259 | 92 | 84 | 92 | 107 | 107 | 103 | 94 | 136 | 122 |
ALP 肝臓の指標 | 0-58 | 114 | 98 | 48 | 74 | 56 | 78 | 61 | 47 | 68 |
PLT 血小板 | 30-80 | 19.9 | 34.1 | 27.4 | 19.9 | 26.1 | 17.8 | 20.4 |
半年前の血液検査から大きく変化したのは、甲状腺ホルモンT4とクレアチニンです。
甲状腺ホルモンのT4:
甲状腺ホルモンの値は、病気が発覚したとき13.5、半年前は3.89まで下がっていたのに、
今回は11.07とほぼ発覚時に近い値です。
基準値内にもう少しだったのですが・・
クレアチニン:
クレアチニンの値が高いと腎臓の機能が落ちていることを示しています。
クレアチニンは筋肉から生成されるので、低いときは筋肉量が落ちているときもあるようです。
今回は今までの最低値の0.78なので筋肉が落ちた影響かもしれません。
半年前に比べると体重はほとんど変わっていませんが、
年齢も15歳になり体重は(筋肉も)減少気味です。
半年前は、甲状腺ホルモンT4がほぼ基準値に近い値まで下がっていました。
当初あった嘔吐や下痢は、現在ほとんどありませんが、
でも、亢進症の影響と思われる症状の
体重減少、食欲増進、大きな声でなくなどは、ほとんど変化していません。
血液検査をしたので、悪化を確認しましたが、普段の行動や様子を見ている限りはほとんど変化がありません。
痩せたのも高年齢のせいといわれれば、納得してしまいます。
結局何故急にT4の値が悪化したかは、分かりませんでした。
でも少しでもよくするために、ドクターと相談しました。
これまでは、1.25mgのチロブロック(メルカゾール)を朝と夜一粒ずつ投薬していましたが、
1日おきに1.25mg増やすことにしました。
家でくつろぐ姿は、ここ数年変わっていません。
数値の変化に、あまり一喜一憂せずに、ゴジが快適にすごせるようにしようと考えています。