愛猫が甲状腺機能亢進症になった!! 投薬2か月で血液検査の結果が改善した! 今後はどうなる?

甲状腺機能亢進症の薬をのみ始めた我が家の愛猫のゴジは、投薬後約2か月で甲状腺ホルモンの値が基準範囲内に入りました!

でも人間の甲状腺機能亢進症であるバセドウ病は、一度基準内に入っても乱高下してなかなか落ち着きません。

ゴジの最近のようすと、血液検査の結果を紹介します。

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血液検査の結果

血液検査は、現在のところ月に1回のペースで行っています。今回の血液検査では、総コレステロールだけが参考基準範囲を越えていました。

主な血液検査値の変化

項目 参考基準範囲 5/13 6/11 7/2
甲状腺ホルモン
T4 
0.90 - 3.70 13.5 11.25 1.08
アルブミン 2.3 - 3,5 2.8 2.7 2.7
総コレステロール 95 - 259 92 84 92
ALP 肝臓の指標 0 - 58 114 98 48
PLT 血小板 30 - 80   19.9 34.1

赤字は参考基準範囲を越えているところです。

血液検査の詳細

甲状腺ホルモンのT4:投薬治療後は順調に下がり、今回は範囲内に入っていますが、前回からの落ちが急激なのが心配です。

アルブミン:人の場合は、アルブミンが基準範囲より下にくると、栄養失調状態といわれます。私はバセドウ病になったときは、その状態になりましたがゴジは大丈夫そうです。

総コレステロール:甲状腺機能亢進症になると体の活動が活発になり、痩せてきます。総コレステロールも低くなる傾向があります。ゴジの場合はもともと細身ということもありますが、基準範囲より低くなっています。もう少し太ってくれればよいのですが

ALP:肝臓の指標です。動物病院のドクターは、亢進症の影響で基準範囲外になっているといっていましたが、この指標も、今回は基準範囲内になっています。

PLT:血小板は当初から低く心配していましたが、こちも、今回は基準範囲内です。

投薬後の症状の改善は?

血液検査の結果はもちろんのこと、普段のようすをみていても、ゴジは元気になりました! 家で気持ちよくくつろいでいる姿もよく見るようになりました。少し心配なのは体重が戻ってきていないことです。

居間でくつろいでいる時間も長くなりました!

猫の甲状腺機能亢進症の症状

一般的には、体重減少、食欲増進、行動の変化(攻撃性が増す、異常に活発になる、異常に鳴くなど)、嘔吐、下痢、多飲多尿、食欲低下、元気消失です。

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ゴジの症状

我が家のゴジの症状で該当していたのは、体重減少、食欲増進、行動の変化、嘔吐、下痢などです。現在は時々嘔吐することがありますが、以前に比べるとこれらの症状は減ってきています。

ゴジは以前から、おこりんぼだったのですが、少し落ち着いているようです。また時々に庭の塀をよじ登って外に遊びに行くという、悪癖も復活しています。

今後の治療は

私も数年前、人の甲状腺機能亢進症であるバセドウ病になりました。私の場合投薬治療は1年4か月間でしたが、その後、8ヶ月になる現在も定期的に血液検査をしています。

投薬治療3ヵ月で、バセドウ病の4つの指標は全て一度基準値内に入りましたが、その後も乱高下して基準値をはみ出していました。完全に基準値内に入り落ち着いたのは52週後だったので、ほぼ1年ぐらいかかっています。

ゴジの場合も恐らく、何度も乱高下することが予想されます。猫の場合は甲状腺が肥大して、ホルモンが増大するので、投薬治療で一度薬を飲み始めると、一生継続する必要があります。

暑い日は、床下からの風がくる花台のしたでくつろぐのが好きです。

ゴジの場合は投薬治療2か月目で甲状腺ホルモンのT4が、基準範囲0.90-3.70の下側の1.08なので、恐らく次回下側の基準範囲外になりそうです。

投薬治療を継続するのですが、ドクターからは、投薬量を減らすために、一日おきに、最低量のチロブロック1.25mg(1錠)と2.5mg(2錠)を交互に飲んでいくことになりました。

 

まとめ

ゴジは投薬前に比べる、元気になりました。体重はまで痩せたままですが、食欲は以前と同じくらいになったので早く、3kgまでもどして欲しいです。ふっくらした、以前の姿に戻ってくれると嬉しいです。

猫の甲状腺機能亢進症の割合は、色々と説があるのですが、8歳以上では、5%とも言われており、とても多くの猫が、この病気に苦しんでいます。年齢が7歳を越えて、甲状腺機能亢進症のような症状がでたら、ぜひ一度血液検査をしてみることを、おすすめします。

猫の甲状腺機能亢進症の割合の記事

 

 

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