今までやった球技は、部活や趣味で行ったバスケットと野球です。
バスケットは都大会にでましたが、どちらも遊びや趣味の領域です。
現在、時を経て最近テニススクールに通い始めています。
そこで行っている練習方法は、今までの球技と異なるところだらけです。
そこにはテニススクール独特の事情があるようです
勝手な推測をしてみました!
初心者から中級者がテニスが上手くなるための要素は、
体力、打つテクニック、試合のテクニック、精神面の強さなどではないでしょうか
上級になると、体力としては瞬発力や動体視力、更に戦術などがより重要になりますが
ここでは、初心者から中級者にスポットを当てて考えます。
◆最初に必要な体力
・持久力
・脚力
・柔軟性
今まで運動をあまりしていなかった人は、まずは持久力です。
次に、自分のフォームで打てる位置まで走っていく脚力は特に必要になります。
現在のテニスは以前よりも回転で打つテニスが流行です。
上半身の柔軟性は特に大切です。
テニスのテクニックの中で一番重要なのはボールを打つテクニックです。
多くのテニススクールが、
このボールを打つテクニックを中心に教えるカリキュラムを作っているようです。
フォアハンドストローク、バックハンドストローク、フォアボレー、バックボレー、サーブ、スマッシュなどがあります。
更に回転をかけるテクニックもあり、奥が深くなっています。
テクニックでもう一つ大切なのが、試合でのテクニックです。
テニスのダブルスの試合では、なるべく後衛を狙って返すなど定番の動きがあります。
強いボールを打つより、コースを狙う方が確実にポイントを取ることができます。
この定番のテクニックを更に進めると戦略に進化していきます。
初心者から中級者でも大切なのは精神面の強化です。
精神面の強化といってもテニス特有なものが多そうです。
よくあるのは、練習では素晴らしいボールを打っているのですが、
試合になると、スピードも正確さも落ちてしまうパターンです。
この現象はあるあるです。
多くのテニスプレーヤーが多かれ少なかれ経験しています。
参考になる記事がありました「考察:テニス上達に必要な要素」
テニススクールで教えてくれるのは、テニスが上手くなる要素のごく一部です。
少なくとも初心者から中級までは、教えるのは打つテクニック中心です。
70~80%の時間はここに使っているのではないでしょうか!
上級者のクラスは、恐らく試合でのテクニックや戦略などの割合が増えているはずです。
テニススクールでは、体力強化や精神面の強化は、ほとんど触れられません。
テニススクールの独特の事情
ここからの記述は半分以上想像が入ります。
テニススクールには独特な事情がありそうです。
これは経営面から考えると簡単に解明できます。
テニススクールは慈善事業ではないので、利益を出すことが課題になります。
そのためには、多くの人が入会して継続してくれることが必要です。
コートの稼働率、継続率、体験の入会率などの指標が大切になります。
これを達成するためには、他のテニススクールに比べて
より優秀なコーチが必要になります。
打つテクニックだけでなく、
試合での動き方や戦略、精神的な心構え、体力強化の仕方などを
教えられるコーチは優秀なコーチと言えるでしょう!
ところが、そんなコーチは希少です。
テニススクールでは、テニスのレベルでカテゴライズして管理すると運営が楽です。
初心者、初級者、初中級、中級、中上級、上級、トーナメントクラスなどです。
少しずつカテゴリーを上げていき達成感を生徒に持たせるのも経営です。
カテゴリー分けは、技術的にここまでできたら中級などで分けるのが一般的です。
試合での動き方はともかく、体力や精神面でカテゴライズするのは困難です。
このため、どうしてもボールを打つテクニックが注目されるのではないでしょうか。
教える側も打つテクニックを教えるだけならば、かなり楽ではないでしょうか!?
テニススクールに行き始めて感じたのは、もっと楽しくできたらということです。
もちろん上手くなるのが目的なのですが、
スクールの多くは打つテクニックに時間を使いすぎているように感じられます。
いっそうのこと試合中心のスクールをつくったら、楽しいのではないでしょう!
テニスの楽しさを刷り込んでから、
それに必要な技術や動きを教えるのです。
試合で上手くできなかった打ち方や動きを指摘して、
それに関して教えるクラスを用意しとけば、
楽しみながら、上達も可能なのではないでしょうか?!
練習のためだけのテニススクールでは、勿体ないと感じています。
テニスの楽しさを教えて、裾野を広げたり、楽しむ場を提供したり
上手くなると、こんな試合ができるとコーチ同士の試合を見せるのも面白そうです。
もっともっと楽しいテニススクールになって欲しいと考えています。