セイコー キングクォーツ
セイコーにはグランドセイコーに次ぐ高級機として、キングセイコーがありました。キングクォーツは、クォーツ化のためにペットネームを「KING QUARTZ」と改め、最高級クォーツとして売り出した製品です。
キングセイコーは、1975年にクォーツ腕時計の普及により生産終了しました。
セイコーのシリアルナンバーの見方
今回ブログを書くために、確認しました。
型番は裏蓋に記載がありKING QUARTZ 4823 8130 でした。製造月は、これも裏蓋にシリアルNOがあり773340です。
裏蓋には、数字や英字一文字が入った6桁、または7桁の刻印があります。これが製造時期と個体番号を表すシリアルナンバーになります。
773340ですが、最初の1桁目が「製造年の下1桁」です。
キングクォーツの歴史から、これは1977年製造と考えられます。
2桁目が「製造月」なので、これは7月です。
ちなみに
10月・・・O
11月・・・N
12月・・・D
の文字がそれぞれ割り当てられています。
残り4桁が「製造番号」になります。
腕時計は、基本的に数年で廃盤になることが多い為、モデルの大まかな製造時期が判ればこの方法で、製造年月が判るようになっています。
この時計は1977年7月に製造されたものです。
親父の自慢の時計
この時計は、親父の自慢の時計でした。
買って帰ってきた時に、自慢気に腕に着けていたのを記憶しています。
この時計は1977年に製造されたものですが約42年前ですが、42年前は私は大学生で私の記憶の中では、もっと前のよな気がしていました。
ネットで調べると当時の定価は、45,000円でした。
投稿を書いていて思い出したのですが、恐らくバンドがオリジナルのものから交換されているかと思います。現在ついているのは、伸びるタイプのバンドですが、親父は、この前に着けていた時計もこの伸びるタイプのバンドを愛用しており、この時計を買った時に付け替えたと言っていたような気がします。
懐かしい思い出です。
現在の値段
ネットで調べると3000円~26,000円ぐらいの間で取引されているようです。
私の所有しているものは、現在動いていないし、バンドも替えられているのでどうでしょうか?