出張や観光で150回以上中国各地に行った経験を元にすすめのお土産を紹介しています。
西安は西周、秦、漢、隋、唐など13の王朝の都として二千数百年の歴史がある古都です。
会社勤め30年で長い休みを貰った2012年に古い都を見たいと西安と京都に遊びにいきました。
今回の中国のお土産は、この時西安で購入した兵馬俑のレプリカです。
合わせて、その時の西安のようすも紹介します。
会社勤め30年のご褒美で長い休みをもらって出かけたのが、西安と京都です。
西安に4泊5日、その後2日間あけて京都に2泊3日で遊びに行きました。
西安は隋や唐の時代は長安と呼ばれた都です。
京都の平安京はこの唐代の長安をモデルにつくられました。
歴史の流れを感じられるかと思いこの旅行に出かけました。
現在の西安は、陝西省の省都で、中国西北地方の政治・文化・商工業の中心地です。
人口は約1300万人の大都市です。
西安市のシンボルである鐘楼は、明朝初期の洪武帝の時代の1384年に建てられました。
想像していた通り、京都の方が繊細で美しい印象です。
西安での宿泊は、市内にあるグランド ニュー ワールド ホテルです。
ホテルの周りには、多くの羊肉泡馍と兵馬俑のレプリカのお店があります。
その兵馬俑のレプリカのお店を幾つか回って購入したのが今回のお土産です。
レプリカは実物大180cmぐらいのの者からとても小さなものまであります。
購入したレプリカは膝まづいている状態で高さ24cmです。
兵馬俑の兵隊たちは皆顔が異なっているのですが、
レプリカも色々な顔があり選ぶのに苦労しました。
ガイド本「夢幻の軍団」に載っている跪射俑です。今回購入したお土産はまさにこのレプリカです。
レプリカでも雰囲気は出ています!
やはり西安のお土産は、このレプリカは間違えないところです!
驚いたのはアマゾンにも同様な出品がされていることです!!
この時はJCBのツアーで行きました。
上海虹橋国際空港経由だったのですが、この時にツアーガイドに会うと参加者は一人ということが分かりました・・
兵馬俑博物館にはホテルで地元のツアーに申し込みました。
周辺はとても広々としてしています。
兵馬俑は1974年に偶然発見されたました。比較的最近の話です。
入口近くで、この「夢幻の軍団」は販売されていたのですが、その横で発見者の杨志发(ヤン・シファ)さんが、
サインをしてくれていました。
私も購入した本にサインを頂きました。
確認されている陶俑は総数8、000体以上とも言われています。
2000年以上も前にこんなに多くの兵馬俑がつくられているのに本当に驚かされます。
兵馬俑の中には鮮やかな色がついたものがあると聞いたのですが、公開されているものは
色の付いたものは見当たりません。
西安は古都の要素と大都市の要素があります。
でも中国なのでそのスケールはかなり大きいです。
観光地も多くあります。
市内のモールです。
西安の道は平安京の手本で5番の目のようになっています。
西安の見どころに一つの城壁です。
1周約14kmあります。レンタルサイクルなどもあり観光地になっています。
ここも西安の観光地の華清池です。
玄宗皇帝と世界三大美人とされる楊貴妃のロマンスの舞台として有名です。
白い像が楊貴妃の像で多くの人が写真に収めています。
大雁塔と玄奘三蔵法師像です。
ここも西安の人気の観光地です。
行ったときは、このエリア一帯を整備している最中でした。
現在はもっと観光地かされているかもしれません。
西安を訪れたのは2012年の9月です。
この旅行中に尖閣諸島が国有化され、中国各地で日本に対する抗議運動が激しくなりました。
ここから日本と中国の関係は急激に冷え込みました。
中国は日本大きな影響を与えており、日本のルーツでもあります。
日本でが、三国志やキングダムが人気になるのも、共通の文化があるからです。
十数年経った今も良好とはいえない状況です。
関係改善がもっと進み安全に旅行を楽しめるようになるのを祈っています。