相模原道保公園は、風致(自然の風景などのおもむき、味わい)公園をうたった、相模原では珍しい公園です。 今回時期が12月ということもあり、あまり期待をしていなかったのですが、天気もよく、さすが風致公園との感想です。ウォーキングというよりも、ゆっくりと景色を楽しみながら歩きたい公園です。
管理事務所付近の道保川です。水鳥や鯉がいました。
・ウォーキングコース
・まとめ
公園の概要、駐車場
道保川公園は、道保川の水源と横山丘陵の自然を保全しながら、水と緑が一体となった自然とのふれあえる公園です。
運動施設などはありません。川のせせらぎとメジロやシジュウカラなどの野鳥のさえずりが対象となり、環境庁の「日本の音風景100選」にも選ばれました。ゆったりと道保川の流れを楽しむ公園です。
住所:〒252-0243 神奈川県相模原市中央区上溝1359
電話番号: 042-776-6484
開園 時間:3月 午前8時から午後5時まで、4月から6月と8月 午前7時から午後6時まで、7月 午前7時から午後7時まで、9月 午前8時から午後6時まで、10月 午前8時から午後5時まで、11月から2月まで 午前8時から午後4時まで。 年中無休
交通アクセス:「上溝駅」下車徒歩約20分
駐車場:第1駐車場18台(うち障害者用1台)、第2駐車場24台
敷地面積:現在、公園計画面積8.8ヘクタールのうち7.7ヘクタールを開放しています。
道保公園の相模原市のHPはこちら。公益財団法人相模原市まち・みどり公社のHPはこちら。
ウォーキングコース
◎ウォーキングコース概要
今回のウォーキングコースは、管理事務所から道保沿いをゆっくり歩き、その後林間広場、こもれびの沢を経由し、林の中を登り芝のある広場を通り七曲りを下ってまた管理事務所に戻るコースです。
約3㎞、1時間弱の気持ちの良いウォーキングです。
<コース>管理事務所 ⇒ 道保川沿い散策路 ⇒ 野鳥観察ゾーン側入り口(1170m) ⇒ 野鳥観察ゾーン ⇒ 山野草観察ゾーン ⇒ こもれびの沢 ⇒ 芝生広場側入り口(1980m) ⇒ 芝生広場 ⇒ 七曲り ⇒ 管理事務所(3090m)
◎ウォーキングコース詳細
入り口付近の管理事務所です。
12月に行ったのですが、柿がなっていました。柿と青空のコントラストがとても奇麗なので写真をとりました。
道保川の流れは、穏やかできれいです。木や影が川に写り込むほど穏やかな流れです。
さらに川に沿って歩いて行くと、川のいろいろな風景が出てきます。少し残念なのは、川のすぐ横に道路が通っていることです。
道保川に沿って歩いていくと公園の端の入り口に着きます。そこには、野鳥観察ゾーンに向かう階段が設置されています。野鳥ゾーンは、沢の水に集まるウグイス、ルリビタキ、メジロ、シジュウカラ、カワセミをはじめ約40種類の野鳥が観察できそうです。
林間広場です。名前の通り林の中の広場で落ち葉で覆われていました。
山野草ゾーンにある、こもれびの沢です。山野草ゾーンでは、沢を下るながれにそって、自生の山野草を観察することができます。セキショウ、クレソン、セリ、アシ、ツリフネソウ、ヒロハコンロンソウ、シャガ、スミレ、フキなどの植物が観察できるそうです。
こもれびの沢から森林生態観察ゾーンに向かう途中から林の中を登っていきます。これを登ると遊具や芝生がある広場にでます。
登り切ったところにこんな広場があります。
七曲りの上からは丹沢も見渡せます。一番左端が大山です。
ここから七曲りを車に注意しながら下っていきます。10分ぐらいで下れます。
まとめ
今回、12月のウォーキングなのであまり期待していなかったのですが、天気にも恵まれたこともあり、とても気持ちのよい散策(ウォーキング)ができました。
風致公園をうたっているだけあり、季節はずれでも自然をとても感じられます。他の季節にも是非来てみたい公園です。