ウッドデッキをつくる どの材料をつかえばいいの?

セルフビルドしたログハウスの階段が痛んできました。痛んだ原因は2つです。原因の一つは階段の受けにしたコンクリートの板が土地の陥没で傾いことです。階段が傾いたためネジの部分から痛みが広がってしまいました。もう一つは、階段の材料の木に痛みが目立つようになったことです。

そろそろ作り直そうと思いウッドデッキと階段の材料を調べました。なんと色々な種類の材料があります! どの材料を選べばいいのでしょうか?

コンテンツ
・現在の階段の状況
・新しい階段とウッドデッキの構想/どの材料を選べばいいの?
・まとめ

現在の階段の状況

現在の階段はセルフビルドしたログハウスを作った時に、見よう見真似で16年前に作った階段です。材料は、あまり考えずにホームセンターで普通に売っているSPF防腐処理材です。緑色がかった木材です。いわゆる加工性のよいソフト材です。Webなどで確認すると5年程度の耐久年数なので、16年経っていますので傾かなければ状態は良い方かもしれません。

左側の土地が陥没して階段が傾いています。幸い基礎は布基礎にしており傾かず済みました。

写真で確認してもらうとわかるのですが、階段自体が土地の陥没で傾いたことでストレスがかり壊れているようにみえます。地面が陥没しなければ、もう少し良い状態であったかもしれません。

写真では分かりにくいのですが、階段の下に受けとして2000×150×200㎜ぐらいのコンクリートのプレートが斜めになっています。基礎をつくったときに業者がサービスで用意してくれたのですが、その数年後から土地が陥没し始めて傾いてしまいました。

穴を掘って下に車用のジャッキを入れて持ち上げようと試みましたが途中で腰を痛め諦めました。

 

新しい階段とウッドデッキの構想/どの材料を選べばいいの?

 

新しい階段とウッドデッキの構想

そろそろ階段を新しくしようと考え始めてから1年ぐらいたちます。色々考えましたが、コンクリートのプレートがとても邪魔です。

今回は、邪魔のコンクリートのプレートを避けてウッドデッキを作ろうと考えています。小屋の前にウッドデッキを新設して、小屋から新設したウッドデッキへ階段を作り、新設したデッキから地面へ階段をおろすという構想です。

 

どの材料を選べばいいの?

材料を検討してみると選択肢が沢山あります。ポイントはコスト、加工性、メンテナンス性、環境問題への対応などを考慮したいとおもいます。

環境問題に対する考慮

使用する量からするとごみのような量ですが、せっかくですので、環境問題を考えながら材料を選んでいきたいお思います。
世界視点 しっかり管理された森林から生産された材料であること
なるべく地産地消をこころがける。できれば日本の材料を使う

日本の環境問題  このブログの「木を伐採して森林問題を考えてみた」も参照ください。

現在、日本の国土面積(3,779万ヘクタール)の約7割を森林面積(2,505万ヘクタール)が占めおり世界でも有数の森林国です。人工林面積は1,020万ヘクタールで森林面積全体の約4割です。 日本の人工林面積のうち、スギ・ヒノキ林が約7割を占めています。 林野庁「森林資源の現況(平成29年3月31日現在)

人工林の多くは、高度成長期に木造の家を建てるために植林され、木が建材として利用できるまで成長した現在では、高度成長期ほどの需要はなく、利用量は大きく減少しています。その結果として世界有数の森林保有国になっているとも言われています。理由はそれだけでしょうか ?

日本は有数の木材輸入国でもある。日本の木材自給率は約3割。使用する木材の約7割は安価な輸入に頼っています。 結局、日本スギやヒノキでは、価格や用途(性能)的に使用できないという課題もあるようです。

デッキで使用されている材料を調べてみた

大きくは、天然のウッドデッキ材と人工素材のウッドデッキ材に分かれます。ここでは天然木を検討します。

天然木は「ハードウッド」「ソフトウッド」「防腐注入材」に分けられます。半分以上の人がハードウッドを選ぶようです。

◎ハードウッド(広葉樹): イペ、ウリン、アマゾンジャラ、セランガンバツ、 イタウバなどです。
ハードウッドはハードという言葉通り硬い木材です。 腐食や虫などの害、水分による腐朽に対しとても強く、防腐剤や塗装などを定期的にやりかえる必要がなく、メンテナンスが非常に楽で長持ちです。

デメリットとして硬い木材なので加工がしにくいです。対応した工具が必要になります。また材料費が高いということです

◎ソフトウッド(針葉樹): サイプレス、レッドシダー、ホワイトウッド、マツ・ヒノキ などです。
ソフトウッドは柔らかいソフトな木材です。加工が非常に楽で安定供給が可能で材料が非常に安価です。

デメリットとして衝撃などに弱く、腐朽したりシロアリの被害にあいやすくいため、1年ごとにしっかりと防虫、防腐塗装などのメンテナンスを行うことが求められます。施工後に手がかかります。 こまめに防腐防蟻塗料を塗り直せば、ある程度は長持ちさせることが出来ます。 特に基礎・土台部分や根太部分はメンテナンスが難しいので、 そこから老朽化してしまいます。

◎防腐注入材
防腐注入剤として政府が認定したJIS A 9002「木質材料の加圧式保存処理方法」に準拠した安全、安心の防腐剤を使用したものでです。有名な防腐剤「タナリスCY」、「AAC」がおすすめの防腐剤です。防腐防蟻加圧注入加工木材は15年以上の高い耐久性をうたっているものもあります。加工性がよく価格が安い材料です。

デメリットは確実な処理をしてものが見極めにくく木材の表面へ塗布をするだけの木材は直ぐに腐ります。またJISに準拠した防腐剤をつかっているものがよいです。納期も2週間程度必要なものが多いです。

各材料の大枠の評価 評価は◎→〇→△→▲→×の順で悪くなります。

  名称 耐久性 メンテナンス性 加工性 塗装 価格 環境
ハードウッド ・イペ・ウリン × 不要 ×
ハードウッド ・アマゾンジャラ
・セランガンバツ
× 不要
ハードウッド イタウバ 不要
ソフトウッド ・サイプラス
・レッドシダー
した方が良い
防腐剤注入材 ・国産杉タナリスCY注入
・SPF ACQ材
必要

表で現しきれないところがありますのでざっくりの評価と考えてください。環境については、残念ながら多くのものが輸入されたものです。国産杉タナリスCY注入材だけが明確に国産材です。Web上では輸入元が管理された遵法された材料とうたっています。

まとめ

まだ完全に確定していませんが、現在のところの第一候補はイタウバです。

理由はハードウッドの中では加工性がよく、価格の安いことです。ソフトウッドや防腐剤注入材との比較では、やはりメンテナス性でしょうか。耐久強化のための塗装が必要なると、特に柱や根太部分は難しいので基本的には塗装不要のものが良いとの判断です。

今後実際に購入する所とも相談して最終的に決めていきます。

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