厚木の白山 森の散策と眺望がおすすめの低山

厚木の東丹沢の端にある白山は、春は桜、秋は紅葉の紅葉で有名な場所です。まだ緑の紅葉の木が沢山ありました。

低山では珍しく、山頂はとても眺望がよく気分が晴れます!

登り口は坂東三十三観音の一つである飯山観音長谷寺の観音堂の裏にあります。御朱印も頂けますので参拝してはいかがでしょうか!

アクセス

厚木市飯山5605

 

写真は帰りに車から撮ったものです。赤い橋とゲートで分かり易くなっています。このゲートをくぐれば長谷寺まではすぐです!

当日は、相模原の自宅から車で飯山観音長谷寺の駐車場を目指しました。相模原からは約60分で到着です。駐車場は有料で500円ですが、とても広く整備されています。

有料道路を通る場合は、圏央道厚木ICから約20分(8.4km)、東名厚木ICから約23分(9.4km)です。

電車では、小田急線の本厚木駅の北口5番バス乗り場から「飯山観音前」で下車、徒歩約10分です。

アクセスの詳細は、飯山観音長谷寺のHPで確認してください。

コースの概要

今回は厚木の観光協会が発行している地図を参考に歩きました。長谷寺までは車で行けるので地図の①と⑥のポイントは通らずに、森林公園の中を歩きました。

ハイキングコース一覧 厚木の山の地図

 

◆コースタイム

飯山観音長谷寺 ⇒ 飯山白山森林公園 ⇒ 扇の広場 ⇒ 桜山 (30分) ⇒ 白山(20分) ⇒ (男坂) ⇒ 飯山観音長谷寺(20分)

飯山白山森林公園内のコースタイムは設定されていませんが、ゆっくり歩いても30分ぐらいです。

歩行時間の合計 1時間40分ぐらいです。

◆実際の歩行時間

飯山観音長谷寺 ⇒ 扇の広場(20分) ⇒ 桜山(40分) ⇒ 白山着(20分) ⇒ 男坂 ⇒ 飯山観音長谷寺(30分)

行動時間合計 1時間50分 (白山山頂での休憩は含まず)

◆注意点

コースは道標もあり、険しい登りもないので楽しめるハイキングコースです。少し気になるのは、どこがピークなのか分かり難いことです。

・桜山のピーク

桜山では、道標が見つからずに、ウロウロしていました。オシャベリをしていた人たちに遠慮してピークを確認できずに、先に進んでしまいました。

後で確認すると写真のような道標があるようです。

YouTube動画で見つけた桜山の道標です。

同様な木の柱があったのは覚えているのですが、桜山と書かれていた?のに気がつきませんでした。

青い服の人の横に似た柱が立っていますが・・

・白山のピーク

同様に白山でも神社や展望台はあるのですが、ピークの道標がないのです。

白山展望台の道標はあるのですが・・

低山と言え、管理している人にお願いしたいのはピークに標高がかかれた道標をつくって欲しいのです。途中は、多くの立派な道標があるのですから・・

・男坂下り口

もう一箇所分かり難いところは男坂の下り口です。以前に道標であったものが、朽ちってしまっているようです。その対面に道標があるのですが、2回ほど行き過ぎてしまいました。

道標の一番下の朽ちた部分が男坂を指していたようです。

朽ちた道標の対面に男坂の入り口がありました!

森林公園の散策と桜山と白山

飯山観音長谷寺の横の森林公園の中を通って桜山、白山のコースです。白山だけ登なら、長谷寺の観音堂の裏から登るコースがおすすめです。

森林公園への道は執務所の前の六地蔵の横を通って駐車場側に下りて行く道を行くか、駐車場から山門を通らずお墓側に歩いていくと写真のような道標がでています。

獣除けの柵を越えてすぐに分岐で水の国の方向に向かいます。

小さな川があり、木製の橋が架かっている場所が2か所ありました。

森の中のようすはこんな感じです。

明るい道もあります。

扇の広場です。

扇の広場から桜山に向かう道です。

この辺から少し登りが急になります。

森の中には、多くの紅葉の木が多いので紅葉の季節が楽しみです。

その後、桜山を越えて、白山神社の裏側に着きます。ここから展望台までは歩いて数分です。

可愛い展望台があります。

展望台からに眺めはとてもよく、スカイツリーや新宿のビル群、横浜のランドマークビルなども見えます。

低山だと眺望が悪い山頂が多いのですが、本当におすすめの場所です。

眺望を見渡した後に、後ろを見ると大山があります。大山は標高1252mあるので、このピークからはまだまだ高く見えます。

男坂はこんな感じの階段がずっと続きていきます。膝や腰が悪い人はかなりきます。私も膝と腰にきました。

下りてくると獣除けの柵がみえてきます。この柵を越えると本堂の裏手にでます。

飯山観音長谷寺のようす

飯山観音長谷寺は、丹沢山地からのびる尾根の白山中腹に位置する高野山真言宗の寺院です。坂東三十三観音霊場の第六番礼所として知られています。

駐車場からすぐのところに山門があります。

山門は新しいですが、金剛力士像は300年以上の歴史があります。

 

執務所の前にあるイヌマキの木です。室町時代末期ごろ、多くの巡礼者の無事や、参拝者の長寿を祈願して植樹されたと伝えられている古木です。樹高20メートル、胸高周囲7メートル、樹齢約600年といわれています。

観音堂です。中に本尊の木造十一面観世音菩薩立像が納められています。

御朱印は執務所で頂けます。

 

まとめ

厚木の白山周辺の鐘が岳、日向山、見城などの低山に登ってきましたが、どこも眺望は悪く、白山が一番です。

本堂の裏手の男坂、女坂を登れば、1時間かからず絶景がみられます。

桜や紅葉の季節にお弁当を持ってくれば、楽しめそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です