我が家のダイニングテーブルは、現在の家に引っ越してきたときに頂いたお祝を使って購入しました。
30年経って天板はあちこち剥がれてはじめています。
自分で修理して、変になってしまって捨ててしまうことが過去にありましたが・・
そんなことにならないように注意してやりましたが・・やってみて分かることもあります。
塗装前
あちらこちらの塗装が剥げ初めています。光の反射も悪くなっています。
再塗装後
ムラのように見えているのは、反射した窓や壁が映っているからです。
手前のフチにむらがあります。奥の中央部分に塗りムラがあり濃くなっています。
当初の想定通りできなかったので、合格点ギリギリの60点ぐらいではないでしょうか
実際にやってみて初めて分かることもあります。
・電動サンダーは絶対使用するべき!
・塗装は丁寧に! 薄目に塗って複数回行うのがよい
・ふちの処理は注意が必要
・表面にぶつぶつ感がのこっている!
でも失敗したと思っても・・
・多少塗りむらがあっても近くで見ると分かりません!
電動サンダーはサンドペーパーを機械に取り付け振動させることで、研磨してくれます。
塗装を剥がす場合は、必殺の機器です。
短時間できれいに剥がしてくれます!
手動で研磨しても剥がすことはできますが、大変な労力です。
ここがすごく苦労すると思っていましたが、サンドペーパーを3種(#80、#180、#320)で研磨して、約1時間で完了しました!
ネット上の体験記事では、塗装するときにコテバケの使用をすすめる記事をいくつかみました。
コテバケは、平らな面を塗るときに使用する道具で、ハケ目がなくきれいに仕上がるのが特徴なのですが、
塗料をつけすぎると、重なり部分などに色むらが出がちです。
また真っすぐ塗ったつもりでも蛇行して、後が残ったりします。
初めて使用するならば、何度か別の場所で練習するのもいいかもしれません。
私も今回初めて使ってみて塗りむらを作ってしまいました。
刷毛を使っている人ならば、刷毛で薄目で丁寧に塗って、重ね塗りを3度ぐらい行うのもおすすめです。
刷毛の方が丁寧に塗りやすいと思います。
個人の感想かもしれませんが、コテバケの方ふちきわの平面を塗るときに塗料が流れて、ふちに塗料が流れてムラになったりします。
ふちだけを別途刷毛で塗る方がきれいに仕上がります。
コテバケは、確かに平面を塗るのに便利なグッズですが、塗料のつけすぎの失敗や蛇行した塗りむらがでるなど失敗もあります。
丁寧に塗り易いのは、やはり刷毛です。
工程の一つに、1回目塗りの後に#400ぐらいの紙やすりで研磨する工程があります。
人によっては仕上げで研磨していたりします。
これは、小さな塗料ダマやホコリで凹凸になっているところを削るのが目的なのですが、
通り一遍で簡単に研磨したので、本来の目的である凹凸が取り切れていません。
手で触ると、凹凸を感じつところがあります。
これが無くなるように、手でなでながら研磨するのが正解ではないでしょうか!
でも失敗したと思っても・・
出来てからみると意外と問題なかったりします。
実際に机を使って見ると、特に塗りむらなどはほとんど気になりません。
是非チャレンジしてテーブルを新品?のようにしてください!
作業手順
作業の手順は以下と感じです
①事前準備 サンダー準備、必要なものの購入
②塗料はがし 以前の塗装サンダーで剥がします
③塗装1回目
④乾燥 90分
⑤表面の研磨 表面の凹凸を削ります
⑥塗装2回目
⑦乾燥
電動のサンダーは我が家にあるので、今回は必要ものの購入です。
サンドペーパー:#80、#180、#320、#400
塗料:和信ペイント 水性ウレタンニス オールナット 300ml
コテバケ:ハンディ・クラウン エッジャー
刷毛:小 1、中 1
塗料は、和信ペイント 水性ウレタンニス オールナット 300mlを使用しました。
◆選んだ理由
・食品衛生法に適合。菓子皿や箸などの食器にも使用可能
・水性で扱い易く匂いもない
・多くのブログで推奨
メーカのサイトはこちら
粗い番手の#80からスタートです。
#80で30分ぐらいで塗料が剥がれました。
次に#180で削ります。
仕上げ#320です。ここまでは順調です。触ってみるとかなり滑らかです。
メインでコテバケを使って塗りました。コテバケが塗料を吸いすぎて、1回目でかなり色がついています。
真っすぐ一気に塗ろうとしたので丁寧さがなく、曲がってしまっています。
写真でみてもムラが目立っています。
写真の左側が濃くなっているのと、真っすぐ塗れていないのが少しきになります。
90分ぐらい乾燥させ、その後#400で紙やすりで表面を削りました。
それから2度目の塗装開始です。
2度目の塗りで、気になったところを補正したかったのですが、更に悪化しました。
左側が更に色が濃くなってしまいました。
購入したときは、きれいだった机の表面も、数十年使用するとかなり傷んできます。
更に長い間使う場合は、再塗装がおすすめです。
今回はやや失敗作となりましたが、使ってみるとそれほど違和感がないことに助けられています。
大事な塗りでコテバケでサクっと塗ってしまおうと考えたのが失敗の原因かもしれません。
・塗料はつけすぎない
・丁寧に塗る
・自信がないときは練習する
・コテバケか刷毛か試してみて選択する
などがポイントです。