我が家のエクストレイルは現在16年目です。
とても気に入っている車なのですが、維持費もかかり始めているので次の車を考えています。
4WDで街も走れる電気自動車を探していたのですが、スズキから来年早々に希望の仕様を満たしているeビターラが発売されます。
でも電気自動車でどれ位ガソリン代が節約できるのでしょうか?
机上で検討してみました!
スズキのサイトには、
スズキのBEV世界戦略車第一弾で「Emotional Versatile Cruiser」を商品コンセプトにし、BEVの先進感とSUVの力強さを併せ持つデザイン、BEVらしいキビキビとしたシャープな走りを実現するBEVパワートレイン、悪路での走破性のみならず、よりパワフルな走りを実現する電動4WD「ALLGRIP-e」、BEV専用に新開発したプラットフォーム「HEARTECT-e」を採用したSUV
とあります。
今までは、日本のEV車でリーズナブルな価格、4WD、手ごろな大きさな車は存在しませんでした。
30年以上前にスキー場でスズキのエスクードを発見し、いつかはこの車にと思ったことがありました。
エスクードは海外ではビターラの名称でした。
その意味では、EV車になったeビターラはエスクードの血統なのです。
スズキのHPにいくと、その力の入れようが分かります。
この車で中国やアメリカのEV車に闘いを挑み、ゲームチェンジャーにしようとしています。
日本の現状を考えると、このままガソリン車もしくはハイブリット車を乗るという選択は十分にありそうです。
でもeビターラに期待したいことも沢山あります
◆電気自動車に期待すること
・トータル費用が安い
・ランニング費用が安くなる
・最新の装備を楽しめる
・カッコイイエクステリア
・快適な走り
・環境によい
などです。
費用関係と環境関係以外は、EV車以外でも当てはまります。
このEV以外でも当てはまる部分は、かなり気に入っています。
そこでこの投稿では費用関係について深堀します。
電気自動車は、補助金が出ても本体価格が割高というイメージがあります。
ライバル車に比べてどうなのでしょうか?
逆にランニング費用(燃料費)は安くなるイメージですが、どれ位なのでしょうか?
この2つを明確にするために検討してみました!!
eビターラのライバルになる日常の街乗りから雪道、アウトドアまで幅広く対応できる、
現在のSUVの主流のモデルと価格を比較してみました。
比較するのは、4WDでハイブリットの車を対象としました。
車名 | メーカー | 特徴 | 価格 |
RAV4 | トヨタ | Adventure(ハイブリッド車 E-Four) | 4,331,800 |
Z(プラグインハイブリッド車 E-Four) | 5,661,700 | ||
エクストレイル | 日産 | ePower 4WD 2列 | 4,038,100~5,962,000 |
フォレスター | スバル | e-BOXER ストロングハイブリット | 4,477,000~ |
クロストレック | スバル | e-BOXER ストロングハイブリット | 4.053,500~ |
eビターラ | スズキ | 4,928,000 |
eビターラは電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)に出るCEV補助金が受け取れます。
CEV補助金はeビターラは870.000円なのでかなり有難いです。
この額を引くと、4,058,000円なので、この額であればハイブリットのライバルに比べても安い価格です!
少し気になるのは、過去の経験ではこの定価から値引きがあったり、逆に諸経費やオプションを付けると急に高くなったりすることです。
その点eビターラはナビやオーディオは本体の価格に入っています。
オプションとして別途購入する必要があるのは、ドライブレコーダー、カメラ、ETC、バイザー、マットなどで30万円ぐらいはかかりそうです。
何と言っても期待したいのは、ランニングコスト(ガソリン代)が安くなることです。
eビターラの3つのグレード、X、Z(2WD)、Z(4WD)の表をつくりました。
X | Z(2WD) | Z (4WD) | |
バッテリー容量kWh | 49 | 61 | 61 |
走行距離 km | 433 | 520 | 472 |
電費(計算)km/kWh | 8.8 | 8.5 | 7.7 |
電費(×0.8)km/kWh | 7.1 | 6.8 | 6.2 |
満タンでの走行距離 | 346.4 | 416 | 377.6 |
満タンにする費用は 円 | 1519 | 1891 | 1891 |
実質の電費に近づけるため、計算は0.8かけで計算しています。また電気代は31円/kWhで計算しています。
今回検討しているZ(4WD)でも、1891円で約370km走ることができます。
10km/リッター、ガソリン代170円で計算すると 6290円必要です。
3.3倍の費用がかかります。
更に我が家では、ソーラーシステムを利用しているので、これを使うと16円/kWhです。
◆370km走るのに必要な費用
燃料種類 | 燃費 | 満タンの費用 |
ガソリン | 170円/リッター | 6290円 |
購入電気 | 31円/kWh | 1891円 |
ソーラーシステム電気 | 16円/kWh | 976円 |
年間1万キロ走るとすると、
ざっくりの計算では、費用はガソリンで17万円、ソーラシステム電気え3万円です。
年間14万円の節約になります。
eビターラの日本国内での発売日は、2026年1月16日を予定しています。
何か新しい情報があるかと思い、スズキ自販に行ってみました。
残念ながら、車は無く、ちょうど電気スタンドを設置が完了したところでした。
説明してくれた営業もあまり詳しくなく、ほとんどネット情報と同じでした。
この9月の中の時点で全国で1台だけ予約が入っていると言っていました。
予約順で車をつくって提供していくとのことです。
eビターラのカタログと、アクセサリーカタログを貰って帰りました。
残念ながらまだ、販売店でも情報が少ないようです。
EV車の4WDのSUVは高額で手に入らないと思っていましたが、eビターラの登場で可能性がでてきました。
ランニングコストまで考えると、更に魅力的です。
恐らくは次回購入する車が最後の車になるので失敗はしたくありません。
EV車は少し不安もあります。
少し普及して評判を確認するか、試乗した時点で予約をするか、
はたまた、実績のあるハイブリット車を購入するか悩ましいところです。