60代家を建てる 古い家の解体で注意することは!

現在、終の棲家を準備中の60代です。長年住み慣れた家を解体して、その土地に家を建てることにしました。

この場合は、他の土地に家を建てて引っ越す場合に比べ費用が発生します。

また解体業者の選択や依頼には注意が必要になります。

我が家も以前の家を解体しましたが、幾つかの失敗をしてしまいました!

解体費用、仮住まいの費用は馬鹿にならない!

更地に家を建てることに比べ、古くなった家を解体して建て直すには費用がプラスでかかります。

特に、解体費用と引っ越し代を含めた立て直しの間の仮住まいの費用は馬鹿になりません。

そして感覚的にも、引っ越しと仮住まいについては分かり易いのですが、解体は分かり難いのではないでしょうか?!

解体費用といっても

実際には、駐車場・塀の解体、室内や室外の備品の廃棄、植木や植栽の処理、アスベストの処理など建物以外にも発生する費用があり

見積もりはこれらにより大きく影響をうけます。

30坪程度建物では、少なくとも100万円を越える費用が発生します。

建物以外の工事も含めると150万円以上も普通です。

特に最近は人件費なども高騰しており、費用の相場が分かり難くなっています。

解体での我が家の失敗

我が家の場合は、35年前に建てた家を解体して建て直すこととなりました。

今、考えてみると失敗だったと感じることが2つあります。

◆我が家の失敗

 ・合い見積もりをしなかった

 ・外国人労働者に対する意識

合い見積もりをしなかった

我が家は低コストハウスを得意とするハウスメーカーで注文住宅を依頼しています。

営業担当者からは、少しでも費用を安くすために解体業者は紹介するけど、

お客さんの方で直接契約して対応してもらうようにしているとの説明がありました。

そして紹介してもらった業者に依頼し、言い値で依頼してしまいました。

トラブルがあれば、直接対応しなければいけないので、

紹介してもらった業者にお願いすることで、トラブルがあったときに相談できると考えたからです。

実際にハウスメーカーの営業と解体業者の営業はツーカーでした。

解体業者の営業に話を聞くと、多くの解体を紹介してもらっているようです。

後々調べてみると、少し高めかなと思える見積もりです。

自分で解体費用を見積もるはハードルが高いので、参考にする意味でも合い見積もりをしておけば良かったと後悔しています。

解体工事をハウスメーカに頼むメリットとデメリットはこちらのサイト

外国人労働者に対する意識

解体の予定期間は2週間です。概ね問題なく解体作業は完了しました。

作業中4回ほど、現場に行ったのですが、基本作業をしているのは外国人でした。

話かけると片言の日本語で、愛想よく対応してくれます。

庭の隅に手作りの小屋を置いており、その中に緊急用グッズや庭いじりの道具などを入れていました。

解体完了後には、これらが根こそぎ無くなっていたのです!!

解体業者の営業に小屋は、そのまま触らないようお願いしていたのですが・・

解体業者からは、外国人労働者が小屋はいじらずに中身を持っていってOKという解釈をしたと!!

との説明をうけましたが、日本人の感覚では小屋をいじらない=中もいじらないということなのですが・・

こちらの落ち度としては、小屋に鍵をかけていなかったことです。

小屋が開かなければ、こんなことは起こらなかったかもしれません。

結局一部は返却、一部は弁償してもらいましたが、全てのものを覚えているはずもなく

後で大事なものが無くなっているに気がついても、後の祭りでした・・

解体を選択してよかった点

中古物件を探したり、他の土地を探して引っ越す選択肢もあったのですが、色々考えた結果、解体して同じ場所に建て直すことにしました。

◆解体を選択してよかった点

 ・長年住み慣れた地元にまた住める

 ・古い家具などがそのまま処分できる

などがあります。

やはり長年住み慣れた地元とも呼べるエリアで引き続き住めることは、良かったことです。

家を解体して分かったのですが、

今まであまり気にもしなかった、あって当たり前のものが無くなるとやはり寂しいものです。

長年住み慣れたエリアは、愛着のある場所なのです。

まだ解体が終わったばかりですが、ここまでで一番大変なことは長年住んだ家からの引っ越しです。

断捨離をしても荷物は沢山あります。

また、売れるかもと思っていた家具、衣類、食器等々は引き取り業者にお願いしましたが、

引き取ってくれないか、二束三文です。

特に古い家具は全く引き取ってもらえません。ブランド家具か購入して数年以内でないと相手にもされません。

でも解体の場合は、多くの家具をそのまま置いていっても処分してくれます。

我が家の場合は廃棄する大きな家具が6つほどありましたが、見積もり価格は変わりませんでした。

解体業者によっては、室内外の備品の処理で費用が発生することもあります。

費用面もありますが、心身とも断捨離や引っ越しで疲労困憊だったのでとても有り難く感じました。

まとめ

我が家の場合でも、解体と引っ越しと仮住まいで300万円を越える費用が発生する予定です。

中古で家を売ることができれば、これらの費用を新しい家にかけることもできます。

どちらを選択するかは、大きな選択の一つです!!

そして解体を選択したのなら、ハウスメーカや工務店の紹介だけでなく

合い見積もりを必ずすることがおすすめです!!

後で後悔しないことも大切なことです。

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