ブログを初めて作成するときに、どのプラグインを使って良いか悩みます。プラグインありきではなく、この機能を実現するためにはどのプラグインを使うかを検討するのが本来の姿ですが、他の人のブログがどのプラグインを使っているのかは気になるところです。
この投稿では、このブログで使っているプラグインと実現した機能を紹介します。
・プラグインの機能と実現した内容
・まとめ
このブログで使用しているプラグイン一覧
このブログで使用しているプラグイン名称、機能、使用している箇所を紹介します。アルファベット順
プラグイン名 | 機能 | 使用箇所 |
All In One SEO Pack WordPress | WordPressサイトの SEO 対策を最適化する | |
BackWPup | サーバー上のファイルデータや、データベースのデータを定期的にバックアップ | 作成データのバックアップ |
Classic Editor | WordPressの旧エディターの使用を可能にする | ブログ作成 |
Contact Form 7 | お問い合わせフォームの設置 | 問合せフォーム |
Custom Taxonomy Order | カテゴリー・タグ・フォーマットの順番を変更 | 全体 |
Google Analytics for WordPress by MonsterInsights | Google Analyticsの解析情報をWordPressから確認できる | サイトの解析 |
Google XML Sitemaps | WordPressのサイトの サイトマップ を自動作成・通知する | SEO対策、サイトマップ自動作成 |
Invisible reCaptcha | スパム(迷惑メールなど)を遮断 | 問合せフォーム |
Jetpack by WordPress.com | 30種類以上の機能がある。アクセス解析、ソーシャルメディア連携、関連記事表示、CSS編集などが可能 | サイト解析 サイトの高速化 |
PS Auto Sitemap | ユーザーサイトマップを簡単に作成する | SEO対策 |
Shortcodes Ultimate | 50以上のデザインパーツを利用して記事を装飾 | 投稿 |
Simple Map | Googleマップの地図を表示させる | 投稿 |
TinyMCE Advanced | ビジュアルエディタを拡張できる | ビジュアルエディター |
WP Ulike | サイト内にTwitterのいいねに似たボタンを表示 | 投稿ほか |
プラグインの機能と実現した内容
各プラグインのインストール方法や設定方法は、作成サイトや解説しているサイトを参考にしてください。ここではプラグインの機能、注意点、実現した内容を主に紹介します。
All In One SEO Pack WordPress
オールインワンという名の通り、これさえあればあらゆるSEO関連の設定を行うことができます。しかし、その反面、設定項目は非常にたくさんありそれぞれの意味を理解して設定する必要があります。完全に理解できていない部分もありますので説明は他サイトに譲ります。すいません。
BackWPup
ワードプレスデータ構造
WordPress は、ユーザーがページにアクセスする度にデータベースからデータを引きだし、そのデータを元にHTMLファイルが作られます。BackWPup というプラグインを使うと、サーバー上とデータベース上の2つのデータのバックアップができます。自動/手動やスケジュールを設定してバックアップを実施します。
Classic Editor
WordPressのデフォルトはグーテンベルクエディターです。WordPress5.0から新しくなっています。これまでのクラシックエディター(ビジュアルエディターやテキストエディター)と違い、ブロック単位でコンテンツを作っていくエディターです。
実際に本やWebサイトを参考にブログを作成していると旧エディターでの解説や説明が多いのに気が付きました。私はこのプラグインを使って旧エディターで作成しています。あまり不便を感じたことはありません。
Contact Form 7
ブログに欠かせないコンタクト フォーム を作成するプラグインです。 簡単にフォーム にテキスト ・数値・日付・チェックボックス・ラジオボタン・メニュー・承諾確認ボックスなどを挿入可能です。
Custom Taxonomy Order
WordPressにはカテゴリーの並べ替え機能が付いていません。ブログを作成しているとカテゴリーやタグの順番を変更してこだわりたいときがあります。
このプラグインはカテゴリー、タグ、フォーマットの並び順を簡単に並び替えることができます。設定は手動で並び替えと、3種類の並び順を選択しておこなう自動設定があります。
Google Analytics for WordPress by MonsterInsights
WordPressサイトを立ち上げたら、どの記事が人気があるのか、何人見てきているのかなどが気になります。多くの人が、WEBサイトのアクセス数を確認するたには、高機能で多機能なGoogleの公式無料ツールGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)を導入しています。
このプラグインは、Googleアナリティクスの解析結果の一部をWordPressの管理画面からも確認することができます。
Google XML Sitemaps
このプラグインは、WordPressサイトのXMLサイトマップを自動で作成してGoogleに知らせてくれます。
サイトマップとは、サイト上のページや動画などのファイルについての情報や、各ファイルの関係を伝えるファイルです。Googleはウェブクローラーというソフトウェアを使って、世界中にあるWEBページの情報を集めるています(クロールしています)。Google などの検索エンジンは、このサイトマップファイルを読み込んで、より高度なクロールを行います。
Invisible reCaptcha
Invisible reCaptchaは、2017年4月にGoogleは第3世代となるスパム防止認証システムとしてリリースしました。
WordPressにはインストール時にデフォルトでAkismet Anti-Spam はデフォルトで入っています。これを有効化して使用している人も多いかとおもいますが、Akismetは商用利用では無料プランで使えません。アフィリエイトなど広告収入のあるブログは商用利用と見做される可能性が高いので無料で使用可能なInvisible reCaptchaを使用しています。
最新のreCAPTCHA v3 をインストールしました。これはメール送信者がチェックを入れたり、画像を選択する等の操作を必要とせず、人間かボットかを自動的に判断してくれて怪しげな場合は複雑な画像を表示してくれます。
このブログではContact Form 7 を使用した問い合わせフォームに設定しています。問合せフォームの左下いnreCAPTCHA で保護されていますと表示されています。
Jetpack by WordPress.com
このプラグインは30種以上の機能を持っています。非常に多機能なのですが、どの機能を有効にするか悩みます。他のプラグインと被っている場合も多いです。
おすすめは以下です。
・簡易のアクセス解析機能の有効化:一定期間のサイトの表示回数、コメント数、リファラ、検索キーワード、人気の投稿ページ(表示回数)、外部サイトへのリンクのクリック数などが確認できます。更新のタイミングは早いです。
・サイトの高速化:Jetapackには画像の読みこみ速度を速める機能があり、サイトの高速化をすることができます。設定はダッシュボードのJetpackの「設定」→「パフォーマンス」で設定できます。
・このブログでは現状使っていないのですが、記事投稿時にソーシャルメディアへ自動共有機能があります。
Shortcodes Ultimate
このプラグインは、50以上のデザインパーツを利用して記事を装飾できます。ショートコードを利用してブログの記事を装飾します。
プラグインを有効化すると、記事を編集するエディタの上部にショートコード挿入ボタンが追加されます。
ショートコードボタンを押すと下記画面が表示されます。使用したい項目を選択し設定し投稿や固定ページにショートコードを設定します。
このブログでは固定ページにカテゴリーごとの投稿を表示するショートコードでしか使っていません(ヘッダーメニューの楽しい活動、田舎暮らし、生活などで使用)精通すればいろいろなことができると思います。
この固定ページにカテゴリーごとの投稿を表示する機能は、このブログで使用しているテーマ SANGOでも同等の機能があります。ヘッダーメニューの楽しいこと、ブログで使用しています。表示の感じが違うと思います。
Simple Map
このプラグインは、簡単にGoogleマップの地図を表示させることができます。デフォルトでは、幅が100%ですが、下記のように値を追加することで表示幅と高さ、大きさも変更できます。
[map addr=”東京都墨田区押上1−1−2” width=”400px” height=”300px” map zoom=”18″]
また緯度、経度でも指定できます。山などは住所が不明な場合が多いので重宝します。
[map lat=”35.677443″ lng=”139.74498″] [/map]
*ショートコードを表示するため[]を大文字で記載しています。
TinyMCE Advanced
このプラグインは、WordPressのビジュアルエディタの機能を拡張できます。下図のように記事投稿の際に投稿画面の編集ボタンの種類を増すことができます。インストールするとダッシュボードの設定タグの中にTinyMCE Advancedができますので追加したい機能を設定することができます。
WP Ulike
このプラグインを利用すると、ワードプレス独自の機能としてFacebookの様な「いいね!」を実装できます。どこへ登録することもなく、どこかへデータが共有されずにサイト内のみでデータが利用されます。まだ現時点では誰もクリックしてくれないのでどんな集計がされるのか?
まとめ
ここで紹介した以外にも有効なプラグインがたくさんあると思います。まずはいろいろなWebサイトみて実現したい機能を見つけてください。ネット上にいろいろな情報がありますのでそれを確認すれば多くの場合問題が解決できると思います。