バセドウ病体調は今一歩、検査結果は良好！？

昨年の4月の末に、バセドウ病が発覚してから1年が経ちました。本日、2ヶ月ぶりに、バセドウ病の病院に行ってきました。血液検査の結果は全て、基準値内に入り良好でした。

ところが、直近の2ヶ月の体調はあまり良くありませんでした。今回病院に行く少し前から徐々に調子はもどってきたのですが・・。血液検査の結果は良好なのですが。体調が悪いので症状を記録して先生に相談しましたが・・　

これってどういう状況でしょうか？！

コンテンツ

・血液検査の結果
・体調不良の症状と対応
・まとめ

血液検査の結果

表の赤字はバセドウ病で基準値の範囲を超えているところです。青字は、薬（メルカゾール）が効きすぎて甲状腺機能低下症のような症状がでているところです。

今回は52週目の検査です。今回は、FT4、FT3、TSH、TRAｂの4つの指標とも基準値内に入り、先生からも安定していますねとコメントを頂きました。

血液検査の他の項目もすべて基準値内でしたので一安心です。ところが、じつは前回の検査から、今回の検査までの間の体調はいまいちだったのです。前回の44週間後の血液検査で、TSHが基準値オーバーで甲状腺機能低下症のようになっていたのが気になっていました。

体調不良の症状と対応

前回の血液検査の結果

前回の血液検査の前は、少し体調がよくない感じでした。だいぶ体調は改善してたはずなのですが、何よりも疲れ易く特に夜になるとぐったりとなるのです。

検査をしてみると、甲状腺ホルモンFT4、FT3が基準値内で、TSHが基準値を超えていました。このような場合は、潜在性甲状腺機能低下症の可能性があるようです。視床下部や下垂体が甲状腺ホルモン（FT3、FT4）の不足を鋭敏に察知し、下垂体から分泌されるTSHが基準値上限を超えて高値を示す状態です。

家に帰ってからですが、この血液検査の結果をじっくりみて、なんだそういうことか・・　甲状腺起用低下症のような状態になっていると考えました。

もちろん私の場合はバセドウ病の薬のメルカゾールの影響でFT3、FT4が抑えられて、TSHが高くなっているのだと思われますが。この時の先生の診断は、順調との判断でした。　体調不良なんですけど・・

私の行っている病院では、メルカゾールの最小量が　5㎎ 1錠を一日おきが最低量とのことです。ネットなどで調べると、週のメルカゾールのトータル量をもっと少なくする投薬法もあるようです。

甲状腺機能低下症の症状は

甲状腺機能低下症による症状には、一般的に、無気力、疲労感、むくみ、寒がり、体重増加、動作緩慢、記憶力低下、便秘などがあります。

他にも症状は多岐にわたり、徐脈、狭心症、心不全、筋力低下、めまい、けいれん、食欲低下、貧血、関節痛、筋肉痛、うつ状態、認知症、毛髪脱落、皮膚の荒れめまい、嗄声（しわがれ声）、月経過多、無月経などなどです。

今回はこれに加えて、副作用が多いメルカゾールを服用しています。

実際に現れた症状

実際に私に現れた症状は・・
疲労感：午前中は比較的元気なのですが・・　やはり夜になると疲れ切っている感じです。　ただ年齢で疲れているのかなあ～
体重増加：バセドウ病になった時に8㎏減った体重もここ1～2ヶ月で+2㎏です。太らないようにしているのですが、外出できないのが効いて徐々に太ってきています。
声が枯れる：これも朝は比較的いいのですが、運動した後や夜は枯れていることが多いです。
喉が詰まった感じがある：これも夕方から夜に感じことが多いのですが、喉が詰まった感じがあり、少し息苦しいのです。
髪や肌がカサカサになる：　髪や肌が以前は油ぽかったのですが、潤いがなくなりカサカサになっています。
足がむくむ：風呂にはいると分かるのですが、足がむくんでいます。バセドウ病の初期よりは酷くはないのですが、同じような感じです。
脈拍が低い：血圧を定期的に測っているのですが、その時同時に脈拍も測れます。脈拍が時々40台になることがあり、以前は安静時50～60の間でした。
股関節や腰が痛い：メルカゾールの量が多い時は膝関節が痛かったのですが、これは無くなりました。股関節や腰は以前から調子が悪かったのですが、ひどくなっている気がします。