収納口が広く、コンパクトで大収納の物置小屋が欲しい! 2日間で廃材と残材でDIYしてみた! 収納口は・・ 

長年、愛犬が使っていた小屋が我が家の物置代わりになっていました。

その犬小屋も古くなったので、奥さんから同じスペースに入る大収納で入れやすい物置小屋が欲しいとの要望がありました。

間口の広い収納口については課題がありますが、2日間で猫の脱走防止用の廃材と以前のDIYの残材を使って費用をかけずに、コンパクトで大収納の小屋をつくりました! 

小屋の構想と材料の調達

小屋つくりのコンセプト

今回の小屋つくりのコンセプトは、
・現在ある犬小屋のスペースに収まる省スペース
・できる限りの大収納
・物が入れやすい間口
・費用は極力0
・制作期間は2日

というかなり無理がある内容ではじめました。

正面の猫(ビっちゃん)の後ろにある灰色の小屋が古くなった犬小屋です。

小屋の構想

制作期間は2日間ですが、構想や部品の調達は別期間で行いました。組立てに2日間という感じです。

構想を考えるのに図面を引ければよいのですが描けません。そこでよくやるのは、エクセルに構想図を描いてごまかしています。

これでもそれなりに役にたちます。

この構想図の上段は、正面と裏面から見た図です。下段は上から見た図ですが各層ごとに切り出した図です。

この図も同様に上からみた3層目と4層目の図です。

この図は、左側が正面から見たときの扉のイメージです。右側は横から見たときのイメージです。

構想する時に図面がなくても、これぐらい描いておくと全体のイメージもできますし、なにより部品表をつくれます。

部品をしっかり準備しておくことが、実際に組立てるときに時間の短縮になります。

材料の調達

今回の部品の調達は、相模原の家の周りにあった猫の脱走防止用の廃材と白州にある山小屋にある小屋やデッキを作った残材がメインの材料です。

猫の脱走防止用の塀を新調したときの写真です。正面は新調した塀です。左側は古くなった塀です。この廃材が今回の材料になります。

想定できることは、新品で材料をそろえる時は、部品表通りの部品が揃うのですが、廃材や残材だと、古くなって使えなかったり、そもそもその材料は足りないなんてこともあります。

色々なことを想定してできる限り部品を切り出しておきます。

骨組み関係の部品です。

裏面、側面はコンパネを使います。これは以前、山小屋の空き地にバーコラ(?)を作ったとこの残材です。

一番心配なのは、正面の間口のイメージが明確でない上、材料も不足しています!! 

小屋の組立て

無い部品もありますが、組立てながら、どうするか考えます。

最初に部品をキシラデコールで部品を塗装します。本来なら2日ぐらい置いて乾かしたのですが、作業できる日がないので2時間ぐらい乾かして作業をすすめます。

組立ての開始する前に、小屋の脚の部分に水平になるようにレンガを敷きます。意外とこの作業に時間がかかります。でも歪んで組み上がってしまうので、水準器を使って水平をだしていきます。

ほぼ骨組みが出来上がった状態です。1日目はここで完了です。

2日目の朝、作業を始めようとすると、やじ猫のビっちゃんが小屋の中で寝ていました。

コンパネをサイドと裏面と床に貼ると急に作業がすすんだ感じです。残材のコンパネはやや薄いので購入するなら、もう少し厚めの方がよさそうです。床は、コンパネを2枚重ねて敷くことにしました。

サイドから見るとこんな感じです。

今度は屋根に猫の脱走防止用の塀の廃材を貼ります。サイドや裏面や屋根もキシラデコールで塗装します。

小屋の中はこんな感じです。幅110㎝、奥行き90㎝、高さ100cmの広さです。以前の犬小屋と比較するとかなり広い感じです。

裏面はコンパネを2枚使っていますが、つなぎ目は木材用のパテで埋めました。

次に屋根です。アスファルトシングルを貼ります。アスファルトシングルは、白州でログハウスを作ったときに使って以来15年ぶりの使用です。

防水シートを貼り、その上にアスファルトシングルを貼っていきます。通常はコールタールや専用の接着剤などで貼っていくのですが、今回は市販のコンクリートや木材用の接着剤を使用しました。

いきなり1列目の貼り方を間違ってしましましたが、そのまま続行することにしました。

アスファルトシングルはその後も、思考錯誤で貼ってしまいました。15年ぶりで貼り方が・・? アスファルトシングル材は15年前の残材ですが、全然問題ありません。

大分出来上がってきました。後サイドの隙間と正面の間口を作れば完了です。

ここでもう夕方の5時ぐらいになったので、先行して犬小屋の位置に設置を開始しました。明日は雨の予報です。

犬小屋をどかして、作成した小屋を何とか設置しました。設計通りギリギリでスペースに入りました。

なかなかいい感じです。

サイドは板を貼り、正面はとりあえずコンパネでフタができるようにしました。

2日間の作業ではこれまでです。

まとめ

以前紹介したウッドデッキもそうですが、小物から中ぐらいのものを作成するのに、大体のものは2日間の期間でやるようにしています。

関連記事「2日間で作る 高さ調整付ウッドデッキ

あまり時間をかけると逆に完成しなくなる傾向があります。もちろんそのための準備はしっかりとやります。

今回のように完成度が80%ぐらいの時もありますが、一度区切りにするようにしています。

今回の物置は、収納口の完成度をもう少し上げるのと、小屋の中に棚をつくりスペース効率を上げるという宿題が残りました。

ちなみに新たに発生した費用は屋根材を貼る接着剤の500円のみです。

 

 

 

 

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