昭和の漫画 後の多くの漫画やドラマに影響を与えた?! ブラックジャック

1970年代に黄金期を迎えていた少年チャンピオンに連載されたのがブラックジャックです。当時中学から大学生であった私と同世代に人たちは、これらの漫画たちによって色々なことを学びました。

その中の代表作の一つが、このブラックジャックです。ブラックジャックはその斬新の物語と完成度で読む人をワクワクさせていました。

ブラックジャックとチャンピオン

手塚治虫のブラックジャックは、週間少年チャンピオンに1973年11月19日号から1978年9月18日号にかけて連載されました。そして、その後も不定期で1984年まで連載されています。

当時の少年チャンピオンは話題作が連発されており、日本の漫画文化の一時代を築いていました。

ざっと挙げただけでも

あばしり一家(永井豪)、バビル2世(横山光輝)、ドガベン(水島新司)、キューティーハニー(永井豪)、恐怖新聞(つのだじろう)、マカロニほうれん荘(鴨川つばめ)、エコエコアザラクがきでか(山上たつひこ)、月とすっぽん(柳沢きみお)、750ライダー(石井いさみ)等々がありました。

ブラックジャックは1話読み切りというのが特徴です。暫く間が空いても違和感なく読むことができたのを覚えています。今回読んでみても、決まったページ数の中で新しいストリーを作り上げていくアイディア力や構成力は、今更ながら驚かされます。

よく言われることですが、医療漫画やドラマの原型となったことは間違いありません。それだけでなく、ブラックジャックのアウトローのストリーや動物との関わりの物語などは、多くの人が参考にしているのではないでしょうか?!

 

登場人物

一話完結のブラックジャックは、毎回登場するのはブラックジャックだけです。次に多いピノコですら、数回に1回の登場です。

手塚作品のキャラクターが時々登場します。ひげおやじはよく出てきますが、同じ人物ではなく、威勢の良いおじさんの役です。

ブラック・ジャック(間 黒男、はざま くろお)

主人公の無免許の天才外科医

ピノコ

ブラックジャックが患者の体内にあった人の体一式をあつめて生まれました。18歳の女の子です。手塚治虫のキャラクターアクセスで1位で人気が高いキャラクターです。

如月 めぐみ

ブラックジャックの大学の後輩で元恋人。子宮がんをブラックジャックに治してもらったが、女性として機能を失ったため男性として生きることを決意して船医になり、ブラックジャックの元を去った。

ドクター・キリコ

もと軍医で多くの重症に苦しんでいる兵士を安楽死させた。その後、完治の見込みのない患者を安楽死させる医者となりブラックジャックと対立する。全9回登場している主要人物の一人。

そして、こんな不思議なキャラたちも!

ゴルゴ13 ??!!

和登さんと写楽?

マチガイと書きながら、こんな画も・・

名場面

多くのストリーや名場面を生み出したブラックジャックですが、主に転機になった回の紹介です。我が家に現在ある少年チャンピオンコミックの1~11巻の中から選んでいます。

第10話 畸形嚢腫

畸形嚢腫の中に人間の脳髄や一そろいの内臓が入っていた! それを切り離しピノコが誕生したのです。

第38話 めぐり合い

如月は自分の妹の話としてピノコに全てにいきさつを話します・・

第52話 えらばれたマスク

ブラックジャックが、海外出張したまま、母親とブラックジャックを捨てて行方不明になった、おとうさんと再会する話です。ハンセン病になった現在の奥さんの顔を美容整形するのですが・・

第57話 シャチの詩

ブラックジャックの話の中には多くの動物たちも出てきます。怪我が多いシャチは訳ありでした。

第62話 ピノコ・ラブストリー

ブラックジャックはピノコの恋人の内臓全転位症少年の手術を始めたが。ピノコのアイディアで鏡を見ながら手術をする。・・ピノコのラブレターはブラックジャック宛だった。

第70話 ネコと庄造と

頭を強く打った庄造はネコと子ネコを自分の家族と思い込むが、ブラックジャックが頭の手術をすると・・

第71話 友はいずこ

ブラックジャックが子供の頃の話です。ともだちのタカシの皮膚を本間先生がブラックジャックの顔に移植した。ブラックジャックはその後タカシをさがすが・・

第90話 弁があった!

縦隔気胸で苦しむキリコのおとうさんをブラックジャックが助けようとするが・・

第96話 座頭医師

どろろにも登場した琵琶丸がブラックジャックの世界にも・・ブラックジャックに針をさして治療します。

まとめ

読み返した分かったことが幾つかあります。

当時はブラックジャックは秘密のベールに包まれている感じでしたが、ブラックジャックの生い立ちや秘密が紹介されていたことが分かりました。

多くの過去の手塚作品のキャラクターや不思議なキャラクターも登場したり、手塚なりのユーモアもところどころに見つけられ楽しむことができます。

何度読んでも新しい発見がある作品です。現在我が家には、少年チャンピオンコミック全25巻中の11巻までしかなありません。チャンピオンをずっと買っていたので、ほとんどは読んでいるのですが、改めて続きが読みたくなりました。

 

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