都立平山公園は多摩丘陵にある自然豊かな公園です。ウォーキングがしやすいように道が良く整備されています。でも丘陵にある公園なので公園内の登り下りはとても多いです。
急がずにのんびりと花を探しながら歩くのに最適です。展望広場からの眺めも楽しめます。静かな公園を歩いた後は、気持ちよい疲労感を楽しめます。
・ウォーキングコース概要
・ウォーキングコース詳細
・まとめ
平山城址公園の概要
多摩丘陵の一画にある平山城址公園とその周辺は、源平合戦をはじめ、数々の合戦で勇名を馳せた源氏の侍大将、平山季重の屋敷や見張所があったと伝えらえています(東京公園協会パンフレット抜粋)。公園の中には、ほとんどその面影はありません。一部石垣がありますが、後から作ったものでしょう。
公園の遊歩道は非常によく整備されており、舗装された道や階段がとても歩きやすく整備されています。反面公園内が起伏に富んでいるので、登り下りが多く歩く距離の割に疲労度は増します。
散策したときも、多くの花が見られましたが、なんといっても500本のソメイヨシノやヤマザクラなどが植えられている桜の名所として知られています。
広さ:120,013.58m2(2019年4月1日時点)
所在地:八王子市堀之内
開園日:常時開園
入園料:無料
アクセス: 京王線「平山城址公園」下車 徒歩20分
問合先: TEL 042-375-1240 桜ヶ丘公園サービスセンター
駐車場 公式ではないようですが、公園北中央口そばに5~6台の駐車スペースがあります。今回もここに止めましたが、休日は厳しそうですかね。
ウォーキングコース概要
今回のコースは、平山城址公園全体を廻るコースです。コースの見どころは、途中で見られる花々と展望広場やひとときのデッキからの展望、ひだまりのデッキ付近の湿地などです。何より歩くのを楽しんで欲しいです。
<コース概要>
公園北中央口(駐車場) ⇒ さくらの道 ⇒ 猿渡の池 ⇒ 草広場 ⇒ ヤマツツジの小径(ここまで0.84㎞) ⇒ 中央広場口 ⇒ ひとときのデッキ(ここまで 1.99㎞)⇒ ひだまりのデッキ ⇒ 終わりと始まりの広場 ⇒ 展望広場(ここまで 3.55㎞) ⇒ ヤマツツジの小径 ⇒ 猿渡の池 ⇒ 六国台 ⇒ 野猿の尾根道 ⇒ 季重神社 ⇒ 公園北中央口(ここまで 5.55㎞)
歩行距離 5.55㎞、歩行時間 1時間40分でした。
ウォーキングコース詳細
公園北中央口付近の駐車スペースです。5~6台ぐらいの駐車スペースです。
公園北中央口の入り口は、こんな感じです。案内板のところに平山城址公園と長沼公園のパンフレットが置いてありました。
入口付近にユキヤナギがありました。
さくらの道です。猿渡の池までは下りです。
こぶしの花が咲いていました。他のエリアにもこぶしの木があります。
猿渡の池です。池の周りには草花が多いです。
アセビです。
南天のような枝ぶりに、ヒイラギに似たトゲのある葉をもつヒイラギ南天の花です。
レンギョウの花?ですかね
ウグイスカグラの花です。
東京薬科大学の横あたりのヤマツツジの小径です。ここから東園です。白く舗装された遊歩道が続いています。
ヤマツツジはもう少しで咲きそうです。ヤマツツジの小径沿いにばらばらとヤマツツジがあります。
中公広場は整備中でした。写真で見える遊歩道ではなく、左側の道を歩いていきます。
中央広場から登って行き、公園の端まで来たところで右側の道(写真の左端)の道を下っていくとひとときのデッキがあります。林の中ののんびりとしたところです。
ひとときのデッキから下って行くと、ひだまりのデッキがあります。
ひだまりのデッキです。日が良くあったっていて気持ちのいい空間です。
ひだまりのデッキで写真を撮っていると、ベンチで休んでいるおじさんが良い被写体があると言って教えてくれたのが、カエルの卵です。少しグロテクスですね。
この花も時々見るのですが、キブシですかね・・
不思議な名前の「終わりと始まりの広場」です。ここまでで遊歩道が切れていますが、写真の左上に道があったので行ってみました。
林の中の小径を歩いていくと豚たちがいました。この辺は今後公園になるようです。
更に進むと開けたところにでました。ここは本当の里山ですね。ここから引き返しました。
その後、登っていき展望台にでました。
展望広場から奥多摩の山々が見えます。
雲に半分くらい隠れていますが、富士山も見えます。
展望広場から下をみると整備された遊歩道が続きています。
その後は、来た道を戻って西園にもどりました。猿渡の池から六国の道を六国台に向かって登っていきます。ここも登りです。
公園から出て、野猿の尾根道を通って季重神社へ向かいます。右側が平山城址公園です。
季重神社です。こじんまりしていますが、手入れが行き届いています。お参りしました。ここから駐車場はすぐです。