丹沢の里山を堪能できる広沢寺温泉 日向山ウォーキングで日本三大薬師の日向薬師参拝も楽しめます!

厚木の里山にある広沢寺温泉には、アルカリ温泉とイノシシ鍋で有名なレトロな宿、玉翠楼があります。散策後の温泉を楽しみに、日向山と見城の2つのピークと日向薬師への散策に向かいました。

日向薬師は三大薬師といわれ、里山にあるとは思えない立派なお寺です。参拝後、御朱印を頂きました。

行動時間は、日向薬師の参拝も含め4時間です。散策後は楽しみにしていた温泉に入りました。

東丹沢七沢温泉郷と日向山付近

東丹沢七沢温泉郷は、七沢温泉、広沢寺温泉、かぶと湯温泉などの総称です。山裾の斜面に旅館が建ち並ぶ閑静な温泉郷なのですが、特に広沢寺温泉は七沢温泉から更に山際に入ったところで、旅館は玉翠楼1軒のみのこじんまりした温泉地です。

神奈川県厚木市七沢2607

 

近くには七沢鱒釣り場もあります。釣りと川魚料理を楽しめます。

アクセスは、厚木駅から広沢寺温泉行のバスが出ています。約35分です。無料駐車場も30台あります。

駐車場は30台とありますが意外と広く感じます。駐車場の端には(写真の左上)にはトイレが完備されています。

今回の散策コース

広沢寺温泉を起点に幾つかハイキングコースがあります。今回はその一つである見城、日向山を散策しました。

今回の散策は、日向薬師が日本3大薬師の一つで御朱印も頂けるということで、日向薬師参拝も目的の一つにいれました。このため、広沢寺温泉から日向山に一度登り、南側に下り日向薬師を参拝して再度日向山に登るというコースにしました。

広沢寺温泉(標高120m 駐車場)から日向山標高404mで約284mの登り、日向薬師を参拝して、日向薬師(標高235m 駐車場)から日向山まで169mの登ります。同じ道なので少し飽きますが、トータルは、453mの登りです。

今回のコースの概要(コースタイム)

広沢寺温泉(駐車場)⇒(30分)⇒大釜弁財天⇒(35分)⇒日向山⇒(25分)⇒日向薬師⇒(30分)⇒日向山⇒(25分)⇒見城⇒(35分)⇒広沢寺温泉

コースタイム 歩行時間 180分

日向山と見城の散策

日向山と見城の散策コースを写真で紹介します。標識はしっかりしているのですが、鉄柵があり混乱するところがあるので注意が必要です。

この柵を開けて登っていくのですが、はじめ行き過ぎてしまいました。

大釜弁財天です。ここまでは、とても歩きやすい道です。

大釜弁財天から少し歩くと日向山への登り口があります。

この分岐から、登山道の登りになります。

日向山山頂です。残念ながら森の中で眺望はありません。

ここから日向薬師へ向かって下っていきます。森の中ですが明るい感じです。

十字路の分岐です。

日向薬師の駐車場です。日向山の山頂を目指すだけであれば、ここをスタートにして戻ってくればかなり楽です。このあと日向薬師を参拝しました。

日向薬師から下った道を再度登っていきます。

本日2度目の日向山の山頂です。大分疲れていましたが、山頂につくと元気になります。ここから七曲り峠を通過して見城の山頂を目指します。

七曲り峠の手前で眺望がある場所あるので、一休みして見ていきましょう!

見城山頂の傍までくると大きな石がゴロゴロしています。

見城山頂のようすです。

見城山頂からの眺望です。絶景とまではいきませんが、このコースの中では一番の眺望です。

山頂から広沢寺温泉に下るときは注意が必要です。山頂には柵がありドアがついていますが、ここは広沢寺温泉への下り口ではありません!! 少し下ってみましたが、木を切って整備をしてます。

少し日向山側に戻ると広沢寺温泉に下りる分岐があります。下りるのはここです!! 指標がしっかりしているので間違えないように!!

ほぼ、こんな感じの道をずっと下っていきます。最近階段を整備してしっかりした道になっています。こちらは、結構きつい登りです。

下りきると愛宕大権現の社があります。

日向薬師参拝

日向薬師は、高野山真言宗の寺院で本尊は平安時代前期に作られた薬師三尊です。柴折薬師(高知県大豊町)・米山薬師(新潟県上越市)とともに「日本三薬師」に数えられています。また峰の薬師(相模原市)、高尾山薬王院、新井薬師とともに「武相四大薬師」として信仰を集めています。

御朱印

御朱印を集めている人は頂きましょう。御朱印は2種あり、とても達筆な御朱印でした。

薬師如来本尊御朱印です。

丹沢三山の御朱印です。

境内のようす

茅葺き屋根の立派な本堂です。

最近長野県の善光寺で見た回向柱がこちらにもありました。

横に置かれている銅鐘暦応3年(1340)の銘文を持っています。最初の銅鐘の銘文から天暦6年(952)に初めて吊るされ現在に至ります。

樹齢(推定)800年幡かけの杉です。足利基氏が平和と幸せと五穀の豊かな実りを祈る際に幡を掛けた事から、幡かけの杉として親しまれています。

広沢寺温泉 玉翠楼

広沢寺温泉は、昭和の初め小田急線開通と共に誕生しました。源泉は、玉翠楼の敷地内、大沢川添いの地下100mから湧き出る24℃の強アルカリ天然水100%の沸かし湯です。PH10.3の強アルカリ源泉で、透明で滑らかな肌ざわりは美人の湯と言われています。効能は、疲労回復、ストレス解消などです。

玉翠楼は、歴史を感じるレトロな建物です。

玉翠楼の客室に続く廊下です。

露店風呂の前の庭です。日帰り風呂は露天風呂のみです。

客室の外観です。

男湯の入り口です。

「じゃらん」で玉翠楼の予約ができます。

まとめ

広沢寺温泉は都心から近いのですが、俗世間から隔たっている感じが強いエリアです。玉翠楼は時間を巻き戻したような不思議な感覚を覚えます。

今回歩いた日向山だけでなく、多くの散策路があるので数日滞在しても楽しむことができます。里山楽しむことが好きな人や時間を巻き戻したい人はぜひ一度訪れてみてはどうでしょうか。

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