住宅街の中にある丘がまるまる自然という感じの公園がかしの木山自然公園です。 森や鳥、昆虫などを見ながら、ゆっくりと散策できる自然をたっぷり楽しめる公園です。
自然の中でゆったりとして気持ちになりたいときに、おすすめの公園です。
・散策のようす
・まとめ
かしの木自然公園の概要
かしのき自然公園は、成瀬・高ケ坂・南大谷にまたがる面積約5.5ヘクタールの緑豊かな自然公園です。通称「どんぐり山」と呼ばれています。敷地内には、シラカシ・クヌギ・コナラなどが生い茂り、野鳥や昆虫も多く見られます。
尾根道からは丹沢の山並みや町田の町並みが望めます。第三日曜日にはかしの木山自然公園自然観察会(不定期)を開催しています。
町田市のHPはこちら
住所: 東京都町田市成瀬3丁目9番
電話番号: 042-724-1660
面積:55085.61平方メートル(5.5ヘクタール)
営業時間 09時00分 ~ 16時00分 (6~8月は、9:00~17:00)
定休日: 月曜日(月曜日が休日の場合は次の平日)、12/29~1/3
アクセス:町田バスセンターから成瀬台行バスで「大谷原」または「三ツ又」下車。徒歩3分。駐車場はないので基本バスですね。今回は、芹が谷公園から徒歩で行きました。恩田川を越えていくと、2㎞ぐらいで、かしの木自然公園です。少し遠いですね。
散策のようす
今回の散策は、晴れて良い天気でした。かしの木山の自然公園の中は、木が多くすがすがしい感じでした。
かしの木山自然公園の地図です。pdfファイルはこちら
今回の散策コース 公園北口 ⇒ 鎌倉古道 ⇒ シラカンの森 ⇒ 馬頭観音 ⇒ トンボ池 ⇒ 展望広場 ⇒ 中央広場 ⇒ 樹木見本園 ⇒ 森の家 ⇒ 公園北口 歩行距離は、約1.5㎞なのでゆっくりと森を観察しながら歩きましょう。
公園北口です。バス通りに面しています。右側の坂を上ると公園です。
鎌倉時代に作られた鎌倉古道跡です。いざ鎌倉のときは、この道が使われたのです。
鎌倉古道沿いを歩いて行くと、馬頭観音への分岐があります。
馬頭観音への道はこんな感じです。森の中を歩いていきます。
馬頭観音は、六観音の一つに数えられ、畜生道に迷う人々を救済します。家畜の安全と健康を祈ったり、旅の道中を守る観音様として信仰されました。馬を供養する仏としても信仰されています。レース中の事故で亡くなった馬を供養するために、競馬場の近くにもよく祀られています。
馬頭観世音と彫られています。
馬頭観音からトンボ池への道は、竹林が多くあります。
トンボ池の周りには木が多いのですが、日も当たっています。
トンボ池の周りには鳥の鳴き声が多く、私が来ても逃げずに、池を覗いて何かやっていました。鳥好きな人には野鳥の観察におすすめのポイントです。
展望広場へ行く道からのトンボ池です。
展望広場にある六角亭です。
展望広場からの展望ですが、木が多く展望が遮られています。
中央広場です。展望広場から中央広場はゆったりとした感じです。
ナツメグの木(看板より):これほど大きいナツメグは町田市内でもめずらしいと言われています。春には良い香りの花が咲き、6月頃から赤い実がなり、小鳥が集まってきます。 幹のまわりの長さ 171㎝、木の高さ 12m。木の大きさからみて、少なくとも150年前から、ここで育っていたと思われます。
樹木見本園付近の立派なコブシの木です。
森の家 です。自然との交流の場として、展示室や60人収容の学習室があります。一般開放し、自然教育活動の拠点として利用されています。
利用時間:午前9時から午後4時 (6月、7月、8月は午前9時から午後5時)
休館日:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は次の平日) 12月29日から1月3日まで
まとめ
かしの木山自然公園は、アクセスが悪く駐車場がないことで、人が少なく、自然が保たれているようです。森が深いので、展望広場、中央広場などが広く感じられます。このコントラストが公園の魅力になっています。