
テニスは、日本でもプレー人口が300万人以上いるといわれているダントツの人気の生涯スポーツです。
昼に公園に行くと、野球場、サッカー場、陸上競技場などはほとんど使用されていませんが、テニスコートだけは人で一杯になっています。
約4年前からテニスを始めて色々なコートを経験しましたが、それぞれ何が違うのでしょうか?
実際にプレーをしたコートを中心に考えてみました。
日本の一般クラブや公営施設で主流のオムニコート(砂入り人工芝)は、雨に強く脚への負担が少ないというメリットがありますが、海外の国際プロツアー(ATP/WTAの上位大会)ではほぼ使用されません。
プロのテニスでは、主にハードコート、クレーコート、グラスコート(芝)の3種類が使われます。
| コート | 球の速さ | バウンド | 向いているプレー | 主な大会 |
| ハード | 中〜速 | 高く安定 | オールラウンド | 全豪・全米 |
| クレー | 遅い | 高め | 守備・ラリー | 全仏 |
| グラス | 極めて速い | 低め | サーブ・ボレー、攻撃型 | ウィンブルドン |

コンクリートやアスファルトの下地にアクリル系樹脂などをコーティングした固いコートです。
現代プロツアーの過半数を占める「世界標準」となっています。
バウンドが予測しやすく均一なため、プレースタイルを問わず実力通りの結果が出やすいと言われます。

レンガの粉末(レッドクレー)や土で構成されたコートです。
ボールが着地した際に表面の粉が滑りを吸収するため、球速が落ちて大きく高く跳ね上がるのが最大の特徴です。
ラリーが長引きやすく、強いトップスピンをかける選手やスタミナに優れたストローカーが圧倒的に有利とされます。

天然芝で作られた伝統的なコートです。
芝がボールの勢いを殺さず、低く滑るように滑走して飛んでいくため、全サーフェスの中で最も球足が速くなります。
強力なサーブを持つ選手や、サーブ&ボレーを得意とする攻撃的な選手に圧倒的に優位な環境です。
日本で一般プレイヤーが使用するテニスコートの種類を実際使用した目線で紹介します。
一般的な評価とは異なる部分もありますが、実際の感覚には近いかもしれません。
コート種類と割合の調査は、2019年のテニス環境等実態調査で確認しています。

ちなみにグラスコートの割合は日本では1%以下と言われており、我が家の周辺では確認できていません。
◆紹介するのは
・オムニコート
・ハードコート
・クレイコート
・カーペットコート
・高密度人工芝

オムニコートは、日本では一番普及しているコートです。
日本テニス協会(JTA)の環境実態調査では6割弱です。
我が家の周辺の公共の公園にあるテニスコートもほとんどがオムニコートです。
オムニコートのメリットは雨に強い、足腰に優しい、汚れにくいなどがあります。
特に公園などの外でのプレイでは、雨が止めばすぐにプレイができるので便利です。
球速は私の中の基準になっているコートですが、一般的には遅め~中速といわれています。
総合的にもやりやすいコートです。

周辺の公共施設やテニスクラブではほとんど見ないのがハードコートです。
そんななか、昔からある小山田テニスガーデンはハードコートです。
でもかなり年月が経っているのかコートにひび割れが生じています。
球速は速く、文字通りコートはハードなので転ぶと怪我をしそうです。
ここは、予約がとりやすくテニスはやりたいけどコートがないときに利用します。
周辺のコートを調べてみると車で1時間以内で行ける距離に幾つかハードコートがあります。

公共施設のクレイコートの多くは正に土のコートで、レンガの粉末を使っているわけではありません。
相模原の横山公園のテニスコートはクレイコートです。
ここは歴史もあり規模が大きく12面のクレイコートがあります。
また、よく利用する多摩東公園にも7面中1面がクレイコートです。
どちらもコートの状態はあまり良くなく、凹凸はオムニコートに比べて多くあります。
また雨にも弱く、前日雨が降ると基本NGです。
現実には公共施設の抽選倍率などをみると、オムニコートの方が人気でかなり倍率は高い状態です。

カーペットコートは室内の主流のコートです。
私が通っていいるインドアのテニススクールも最近までカーペットコートでした。
カーペットコートはオムニコートに比べると弾みがやや低めで、球速はやや速いのですが、個人的には、スクールに入ったときに違和感なくできました。
やや気になったのはオムニコートのように滑る動きはできないことです。
室内のテニスコートで最近増えているのが 高密度人工芝(ノンサンド人工芝)です。
私の通っているテニススクールは最近2週間の休みをとり、カーペットから高密度人工芝に張替えました。
現在の流れは高密度人工芝に向いているようです。
高密度人工芝はオムニコートに近づけるために開発されたようですが幾つか違いもあります。
弾みや、ボールの速度は似ていますが、砂が入っていない分、スピードが少し速かったり、滑る動きもやりにくかったりします。
カーペットコートから高密度人工芝コートに変わった初日は、ボールのスピードの低下とコートがフカフカ感を強く感じました!
色々なコートがありますが、外ではやはりオムニコートが、雨に強く、やり易いのでおすすめです。
それとセットで今後は室内でもカーペットから高密度人工芝コートに移行が加速するのではないでしょうか。
友人たちとテニスをやるときは、主に外のオムニコートです。
スクールでも高密度人工芝を導入してくれると、これとほぼ同様のコート状態でスクールでもできることは嬉しい限りです。


