こんにちは!パーソナルトレーナーのサンジュストです。ご無沙汰しておりすみませんでした!さて、今回は怪我、故障について書いていきますが、競技選手などの怪我というよりもフィットネスの現場(スタジオエクササイズ、パーソナルトレーニング等)で私がよく耳にすることについて書いていきます。
私も競技をしていた時は怪我をしました。そのことやそこからの復帰についてはまた改めて別の機会に書いていきたいと思います。
・ケース2 筋トレ系の方からよく聞く怪我や故障の話
・まとめ
こんにちは!パーソナルトレーナーのサンジュストです。中々記事をアップできずすみませんでした。9月はスタジオレッスンの契約更新の交渉などバタバタしておりまして…今回はコロナの影響で各クラブでそこそこ変更がありました。密をさけるとか呼吸を荒くしないとかでレッスン時間が短縮されたりレッスンとレッスンの間が長くなったり…はぁ~拘束時間がなげぇよ…
…と、自分の愚痴は置いておいて、まずエアロビクスやダンスなどのスタジオエクササイズのメンバーの方から寄せられる相談とその対処について書いていきます。
ケースその1 スタジオ系の方からよく聞く怪我や故障の話
よくあるのは「先生、私、昔の古傷で膝が痛くて、その時に撮ったレントゲンでは骨には異常ないみたいで。だけどちょっと無理すると痛くなって、最近また痛くなってきたから少し手を抜きながら参加させてもらいますね」と…
「レントゲン撮ったのいつですか?」「もうずーっと前よ」「今は?」「整形外科は電気あてるだけだから、接骨院に行ってます」「レッスン休んでみましたか?」「いえ、手を抜きながらなら出来るので一応出てます」… … …
これ、ホントによく聞く話ですが…こういう人って治す気あるのかな、と思ってしまいます。
つっこみどころはたくさんあるのですが、レントゲンをずーっと前にとって、何もなかったからといって今現在何もないとは言い切れないのは普通にわかると思うのですが。あと、確かに整形外科の治療は目立った所見がなければ電気あてたり湿布を処方されたりと積極的に治療している感がないのは確かです。
筋肉の緊張をとるためのマッサージや鍼治療も良いですが、その前に基本的なことができていない。安静や冷却、痛くならないように普段からストレッチや筋肉を強化するなど、自分でやれることは山ほどあります。
年をとっていくという事は老化していくという事です。何もしなければ数年前よりも弱くなっていて当たり前だと思うのです。それに数年前から体重も体組成も全く変わらないという人がどのくらいいるのでしょうか?厳密にはいないと思います。
手を抜いて踊る、という事でレッスンを休まない方は、休んでいても治らない、レッスンに出なければ暇を持て余す、レッスンを休むと体重が増える、運動不足になる、などの恐怖心があると思います。それは私ももちろんわかります。
でも、まずは安静に。休むという選択が第一です。どうしても動きたいならば手を抜いて踊るよりもひねり動作のない運動(例えば単純な昇降運動)などの方が安全だと思います。痛めている部位にもよりますがね。あと時間の長さも関係してきますね。
長くなってしまいましたが、ともかく痛い時に、痛める前に何をすべきか、何をしないべきか、みたいなところが私から見ると全然違うんですよね。
結局、人はやりたいようにしかできないって事ですかね…私の場合、仕事なので痛くても休みません。休んでも給料くれるなら休みます(笑)
ケース2 筋トレ系の方からよく聞く怪我や故障の話
こちらもよく聞く話は結局は「痛いけどトレーニングやっちゃうんだよね」って話なんですが、痛くてどうしようもないってなるとトレーニングを休む、という選択をする人が多いです。
ここで書く話はそれとは別で「筋トレのフォームが良くなくて痛みがでた」という話をしたいと思います。こちらはパーソナルトレーナーとして活動している時によく聞く話です。
「自己流で筋トレを6か月ほどやってみたけど効果は出ないし膝や腰や肩が痛くなってきたのでパーソナル指導をお願いした」とか「過去に運動部に所属していてその時に筋トレをやっていたのでそのやり方を思い出してやってみたけど肩が痛くなってきた」などなど…
で、「とりあえず今やっているやり方を見せて下さい」とお願いして実際にやってもらうと…これ、誰に習ったんだ??となります。
そう、普通のフォーム(というか私が思っている標準的なフォーム)からはものすごくかけはなれているのです。
スクワットで膝がガッツリ前に出ていたり腰がものすごく曲がっていたり、マシントレーニングでは背中が丸まって肩が上がっていたり…
そりゃー痛くなるよ、これじゃあ、と思います。
まず言いたいのは本やネットの情報はフィットネスの基本がわかっている人が見ればうまく活用できるかもしれませんが、基礎的な知識がない状態では見てもあまり役に立たないと思います。もっというと、そのトレーニングフォームやトレーニングメニューが自分にあっているかどうか、どんなメリットがあってどんなデメリットがあるのかの判断もつかないと思います。
あともう一つは本や動画などをみて真似する場合、本当にきちんと細部にわたって模倣できているのかというのも疑問です。
スクワットを例にとるとただ単にしゃがんで立ち上がるだけではだめで、背中はどうなっているのか、頭の位置はどうなのか、しゃがみの深さは?足幅は?目線は?ラックの高さは…などなど。ざっと思いつくだけでもこれだけあって、細かい事を言えばもっともっと注意しなければならない点があるのです。
そして、そのフォームがあなた自身にあっているかどうかまでわかっているのか…
壊さないためにもある程度慣れるまでは専門家の指導を受けることをおススメします。
まとめ
痛いのは不愉快ですからできるだけ怪我や故障はしたくありませんね。
ただし私は「怪我をしたからわかること、怪我をしている時にできること」というのもあると思ってます。これはまたの機会に…サンジュスト、転んでもただでは起きないぞ、何か拾って起きてやる!!と思ってます(笑)