ベンチプレス ベンチ台の高さはパフォーマンスに影響あるのか!?

色々のジムにお世話になっていますが、どのジムでも必ずベンチプレス台を使います。

ベンチ台を使って分かるのですが、どのジムでも初めての台は使い難く感じます。

特に低い台は苦手です。

でも同じ初めてでも大会で使用されている公式台は使い易さを感るのは何故でしょうか?

ベンチ台の高さの影響

ベンチ台の高さ(シートの高さ)は、お尻をしっかり台につける人には影響があります。

その中でも、より脚を使う(踏ん張る)人は影響がありそうです。

ブリッジの組み方にもよりますが、脚で押す角度が変わってしまうのでやりにくさを感じます。

私の場合は、ベンチ台によって挙上重量が5kgぐらい違うことがあります。

脚を使い易いのは高めのベンチ台です。

公式台が使い易く感じるのは、どちらかというと台が高めということに起因するのかもしれません。

今回は高さを中心の話ですが、それ以外にも幅や長さも微妙に影響があります。

特に幅は、肩がしっかり台にのった方が挙げやすくなります。

競技用のベンチプレス台の規格

競技用のベンチプレス台の規格は、JPAのルールブックによると

高さ: 床から42~45cm
幅:  29~32cm
長さ: 1.22m以上

とそれぞれの寸法に幅があります。またベンチプレス台の表面の硬さなども影響があります。

最近よく使われている鬼の公式台の高さは44.5cmで高めに設計されています。

◆JPAのルールブック抜粋

5.ベンチ台 (a)ベンチ台は丈夫で安定した構造であり、その規格は次の通りとする。
①長さ・・・1.22m以上で上面は水平であること。
②幅・・・29㎝~32㎝。
③高さ・・・ベンチ台のパッドを押し付けないで、その表面から床までが42㎝~45㎝
 ラック(バーベルスタンド)の高さは、可動式であっても固定式であっても75㎝~110 ㎝までの調整が出来なければならない。
④バーベルスタンド間は、内側が最低1.10m(110㎝)離れていること。
⑤ベンチ台の頭部は両側支柱(バーベルスタンド)の中央から22㎝±5㎝であること。
⑥公認大会(ベンチプレス大会も含む)では、セーフティラックの設置を義務付ける。
 セーフティラックは、一番低い位置が36cmで2.5cm刻みの穴が10個あること。 合わせて、ラック部の長さ(奥行き)は50cmとする。

世の中のベンチプレス台の高さや幅はどうなっているの?

大手ジムのベンチ台は競技用と高さが違う

一般の大手ジムでは、どちらかというと低めのベンチプレス台が多いように感じます。

ゴールドジムなどで使われている国産のTHINK社の台

◆シートのサイズ
 長さ 125cm
 幅  30cm
 高さ 42cm

ゴールドジムでも場所によって違う台もあるようなのですが、

お世話になっている町田、八王子、南大沢のゴールドジムは、どれもベンチプレス台はやや低く感じます。

THINK社のベンチプレス台は高さ42cmなので公式台に比較すると、一番低い台になります。

公共の施設でよく使われているセノオの台

セノオの台は公共に施設や一般の大手ジムなどで、よく使われています。

使ってみると、やはりベンチ台の高さはかなり低く使い難いのです。

セノオのサイトで調べてみると、シートの高さの掲載がありません。

あまりシートの高さを意識していないようです!

ホームジム用に市販されているベンチ台は

ホームジム用のベンチプレス台は、ラックと台が分かれているものが多いのですが、

今回は一体型のものを確認してみました。

主にワイドベンチプレス台を中心にランダムに選びましたが、シート高が高いものが多いようです。

IROTEC ベンチプレス台

シート高:約46cm

WILD FIT プレスベンチ

シート高:43cm

LB GYM ベンチプレス台

シート高:45cm
 

BODY DESIGN ベンチプレス台

シート高:45cm

 

ベンチ台の高さに影響されにくいブリッジの組み方

ベンチプレス台の高さの影響を抑えるブリッジの組み方はあるのでしょうか?

高い方が僅かですが、角度が付き脚で押しやすくなります。

低い場合は、脚を置く位置を少しずらして最適な位置を探すことになります。

脚をベンチ台にのせる方法

私の以前のブリッジの組み方は、脚をベンチプレス台にのせて、肩の位置を先に決めて

脚を床に下してブリッジを作るやり方でした。

このやり方だと、普段よりベンチプレス台が低くなるとお尻が浮き易くなり

お尻をベンチプレス台につけると力が入りにくくなります。

脚で押して肩甲骨を立てる方法

現在は、足で体を押しながら肩の位置を固定する方法なので

毎回、足で体を押して一番足で押し易い位置を探しながらブリッジを組むことになります。

おかげで、ある程度はベンチプレス台の高さの影響を抑えてくれます。

この考え方で、ブリッジの組んでいる人は多いようです。

現在のブリッジの組み方

参考にしたのは元世界チャンピオンのKE-TAさんのグイーンです。

私のように体が硬いと、この組み方はは無理ですが参考になります。

まとめ

ベンチプレス台の使い易さは、床から台までの高さや、台の幅、長さなどに影響されるようです。

特に台の高さは脚を使って挙げる人には影響があります。

影響を少なくするためにには、

ブリッジを組む時に脚で押しながら肩甲骨を立てる組み方をすると影響が小さくなります。

色々なベンチプレス台を使う機会がある人にはおすすめの方法です!

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