筋トレ好きに多い病気! 腎臓機能の低下は本当?! 健康診断のクレアチニン値が高くなっていませんか? 

血液検査のクレアチニンの値は、腎臓のろ過機能が正常化どうかの判定に使われます。

筋肉が多い人や筋トレをやっている人は、血中のクレアチニンの量は多いと言われています。健康診断でHの文字が付いており、腎臓機能が低下しているのではないかとビクビクしています。

健康診断やバセドウ病で運動を止めている期間の検査データでクレアチニン量の比較をしてみます。

 

バセドウ病期間のクレアチニンの値

最近甲状腺の病気であるバセドウ病になりました。長年続けていた筋トレやランニングも体調が良くなるまで3ヶ月間は、全くできない状態で体重も8㎏ぐらい減ってしまいました。

この時気が付いたのが、運動していない期間は腎臓機能の低下を表しているクレアチニンの値が下がっているのに気が付きました。

◆バセドウ病期間のクレアチニンの値の変化

日付 11/1 9/6 8/8 7/11 6/25 6/11 5/28 5/14
クレアチニン値(mg/dl) 0.98 1.06 1.13 1.01 0.83 0.93 0.86 0.77
体重(㎏) 75.0 74.0 74.4 70.7 69.8 69.1 68.0 67.0
運動頻度 2 2 1 2 運動なし 運動なし 運動なし 運動なし

*運動頻度の欄の1は前日に運動、2は前々日に運動したことを現わしています。

クレアチニン値の健康診断での男性の基準値は、0.65~1.09 mg/dlです。普段の健康診断では、基準値をやや超えています。

運動をしていなく体重も落ちている期間は、クレアチニンの値は見事に基準値内ですが、運動を始め体重が増加してくると値も上がってきています。

やはり運動量や筋肉量はクレアチニンの値に影響があるようです。

腎機能を確認できるクレアチニンとは?

腎臓の機能のチェックに用いられるクレアチニンは、主に筋肉にあるクレアチンから作られます。

クレアチンからクレアチニンへ

体内にあるクレアチンはほとんどが筋肉内にあり、クレアチンリン酸となりなり筋肉を動かすエネルギー源になります。クレアチンリン酸が代謝されてできる老廃物がクレアチニンです。

クレアチニンは筋細胞から出て血液中に入ると腎臓でろ過されて、そのまま尿に排泄されます。体内でつくられるクレアチニンの量はほぼ一定なので腎臓の働きが低下するとろ過される量が減って血液中の濃度が上昇します。参考記事はこちら

筋肉量が多いとクレアチニン量は多くなる

体内のクレアチニン量は筋肉量に比例するため、同じ腎機能でも筋肉量の多い人のほうが血清クレアチニン値は高くなります。

ハードな筋トレを行っている人や筋肉増強目的でクレアチンをサプリメントとして大量に摂取している人、また加熱した肉を大量に摂取したときなどはクレアチニン産生量がとても多いため血清クレアチニン値が高くなります。

でも、いずれの場合もクレアチニン値が1.5mg/dlを超えることはほとんどなく基準値より少し高値ということが多いようです。

全国腎臓病協議会によると血清クレアチニンの正常値は、男性1.2mg/dl以下、女性1.0mg/dl以下です。健康診断での基準値は検査機関にり異なりますがもう少し低く、男性:0.65~1.09 mg/dl、女性:0.46~0.82 mg/dlなどが設定されています。

クレアチンをサプリメントとして摂取している人は多いかとおもいます。筋肉内にあるクレアチンを外部から摂取することで瞬発力、パワー、スピードが重視される短時間高強度の運動時のエネルギー源となりパフォーマンスが向上すると言われています。

健康診断の結果

毎年健康診断を受けていますが、健康診断では、基準値を高い側に超えており毎回Hの文字が付きます。判定はBが付くので、腎臓の機能が落ちていたとしても重篤ではないようです。

◆健康診断のクレアチニン値

  基準値 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2013 2012
クレアチニン 0.61~1.04 1.10 1.07 1.17 1.08 1.17 1.07 1.04 1.14

2012~2021年のこの期間は、筋トレやランニングを定期的に行っています。頻度は、週3~4日は運動をしています。筋肉量や運動量は、普通の人よりは多いですが、アスリートと呼ばれている人と比較するとかなりおちると思います。

クレアチニンの量が増えているのは筋肉量や筋トレの影響と腎臓の機能低下の両方の影響がありそうです。

クレアチニンの基準値を超えているこれらの値は、どれ位の状態なのでしょうか?

協和キリンサイトにクレアチニン値を性別や年齢を加味したeGFRに変換してくれる機能があります。

2021年の健康診断の値wこの変換表に入れてみると、G3a(軽度~中等度低下)との判定でした。

まとめ

腎臓機能の低下を評価するクレアチニンですが、筋肉量や筋トレの影響も大きいようです。

筋トレマニアの人でクレアチニンの値が高い人は、腎臓の機能の低下か運動の影響かを判断する必要があります。

筋肉量や筋トレの影響があっても1.5mg/dlを超えることは少ないという記事もあります。また全国腎臓病協議会によると血清クレアチニンの正常値は、男性1.2mg/dl以下、女性1.0mg/dl以下です。

この辺の値を参考にして、必要と感じたときは迷わず行きつけの医師などに相談しましょう!

 

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