ベンチプレス サイクルトレーニングは何サイクルまで有効?!

今年に入りベンチプレスのトレーニングにサイクルトレーニングにしました。

2、3サイクルでMAX重量は伸びましたが、

4サイクルを回したところで、記録は停滞しました。

サイクルトレーニングは一体何サイクルまでが有効に機能するのでしょうか?

一般的な考え方や私の事例について考えてみました。

何サイクルまで有効(結論)

ネット情報を調べたり、幾つかの生成AIなどに確認しましたが、

パワーリフティングやベンチプレスにおけるサイクルトレーニング(ピリオダイゼーション)では、

何サイクルまで効率よくパフォーマンスがアップできるかという、具体的な回数や期間に明確な科学的なデータや統一した見解は無いようです。

筋トレの上級者や継続して何年も行っている人に限定すると、停滞期を打破する方法ともいえます。

サイクルトレーニングで刺激が継続的に変えられている間は効果が期待できますが、同時にすこしずつマンネリ化もおきます。

サイクルトレーニングでは、週を追うごとに負荷を上げていきますが、

サイクルの最終週で、その前のサイクルの最終週より、パフォーマンスが上がっていれば、効果が出ていることになり継続する価値があります。

◆何サイクルまで有効か?!

 

個人的な見解では、継続的にトレーニングを行っている上級者では

 

サイクル数は3~4周(4~6ヶ月)ぐらいがベスト

ピークをつくるだけならば1~2周でもOKです。

4サイクルを越えると長すぎでマンネリ化が起きてきます。

一般的に言われていること

サイクルトレーニングでは、初心者と経験者では違う反応があります。

初心者は、ある程度伸びが停滞するまで(数ヶ月から数年)は伸びが継続します。

でも、これは必ずしもサイクルトレーニングだからということではなく、初心者のあるあるです。

同様に初級者、中級者もある意味同じことが言えます。

初心者に比べると、伸びる速度は落ちますが、

伸びしろが、まだまだ残っている場合はサイクルを回せ回すほど

すこしずつですが、伸びていきます。

問題は、上級者や何年もトレーニングを継続してパフォーマンスが停滞している人です。

場合によっては、年齢とともにMAXのパフォーマンスが落ちているような人たちです。

この場合は、落ちたパフォーマンスを少しでも戻すということになります。

この条件の人は、最初にスタート時のパフォーマンス測定しておき、

サイクルトレーニングでどれくらい伸びたかをチェックすると効果が確認できます。

あわよくば、MAX更新したいのですが、多くの場合サイクルとレーニングでピークをつくるというイメージになります。

私の事例

私の場合は20年以上ベンチプレスを継続しており、現在は年齢とともにパフォーマンスが落ちてきています。

今年は、トレーニング方法を変えてサイクルトレーニングを行いました。

ショートサイクルトレーニングと称して、1サイクルを1ヶ月ちょっとで行いましたが、

それでも5ヶ月かかっています。

この5ヶ月でパフォーマンスは上がったのでしょうか?

セット重量と、MAX重量で比較してみます。

  セット重量 MAX重量
1サイクル目 9kg×7、95kg×6 110kg
2サイクル目 95kg×8×2 120kg
3サイクル目 95kg×8×2 120NG、122,5kgNG
4サイクル目 97.5kg×7×2 120NG

・1サイクル目のMAX110kgはそれ以上チャレンジしていません。
・2サイクル目でMAXな今回のサイクルトレーニングのMAX重量である120kgを挙げています。
・3サイクル目では、120kgが軽くなり、122.5kgまでチャレンジしていますが、NGでした。
・4サイクル目は、セット重量は上がっているようですが、MAX重量は惜しくも120kgはNGでした。

4サイクル目はトレーニングのタイミングが合わず、上手くピークがつくれていなかった感じもありますが、

サイクルトレーニングがマンネリ化してきていることも事実です。

やはり、上手く継続するには、3~4サイクルがギリギリのサイクルのように感じます。

まとめ

私のベンチプレスのパーソナルレコードは、かなり以前に挙げた125kgです。

ここ数年のMAXは120kgなので、サイクルトレーニングはピークをつくるという意味では、十分に機能したようです。

4サイクルでも半年間、同じパターンでトレーニングをすることになります。

もしかしたら、1~3サイクルの方が、刺激を変えるという意味ではよいのかもしれません。

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