小野神社は紀元前531年に創建されたといわれ、なんと2500年を越える歴史があります。西暦1300年代には武蔵国一之宮神社になりました。一之宮神社は、その地域で最も格式の高い神社のことを意味しています。
七五三の季節の参拝なので境内には数組の家族がいました。イチョウの黄色と正殿の赤がとても映えている境内です。
・小野神社の概要
・境内のようす
・まとめ
頂いた御朱印
御朱印は、社務所にて頂きました。待ち時間は5分程度でした。
御朱印に武蔵野国一之宮の記載があります。
小野神社では、周辺の兼務神社8社の御朱印も頂けます。8社は、多摩市 愛宕神社、多摩市 春日神社、多摩市 十二神社、日野市 百草八幡神社、日野市 石明神社、日野市 八幡大神社、日野市 神明神社、日野市 大宮神社です。
ホームページには遠方から来る場合は予約をすることをすすめています。
[連絡先] TEL 042-338-1151ホームページに問い合わせフォームもあります。
小野神社の概要
参拝の際に頂いた小野神社のパンフレットの由緒には、安寧天皇18年2月に武蔵国開拓の祖神である天下春命(あめのしたはるのみこと)を主神として創建されたと記載があります。なんと! 安寧天皇18年は、紀元前531年です、2551年の歴史があるのです。
創建された場所が小野郷だったことから「小野神社」と名付けられたとようです。
その後、、1300年代に武蔵国一之宮されました。鎌倉末期から戦国時代にかけては、戦乱や多摩川の氾濫などにあい衰退していきました。江戸時代に、二代将軍秀忠によって再興されましたが、この頃から武蔵国一之宮は氷川神社と言われるようになったそうです。
武蔵野国は、現在の埼玉県の葛飾郡を除く全域と東京都の23区と多摩地域、神奈川県の川崎市、横浜市です。この広大の地域で一番格式(?)の高い神社だったのです。
小野神社のHPより
ご祭神:天ノ下春命(あめのしたはるのみこと)、稲倉魂大神(いなくらたまのおおかみ)
所在地:東京都多摩市一ノ宮1-18-8
TEL:042-581-3905
最寄り駅:京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」 徒歩8分
小野神社のホームページで確認していみると、ご祭神として、天ノ下春命と瀬織津姫命(せおりつひめ)の記載があります。瀬織津姫命は封印された女神と言われ秘密めいた神様です。水神や祓神、瀧神、川神とのことです。多摩川がすぐそばにあるので祀られているのも納得できます。
境内のようす
聖蹟桜ヶ丘駅に続く道です。
聖蹟桜ヶ丘駅から歩いて来ると、最初に鳥居と南門が見えてきます。
南門をすぎるとすぐに、大鳥居が見えてきます。その先に随神門が見えます。
随神門です。門の中には、右大臣と左大臣が居ます。
随神門の額です。下の龍の彫り物がとても立派です。
随神門をくぐって見た境内のようすです。黄色い紅葉がきれいです。
手水舎です。右後ろの建物に都指定有形文化財の「木造随身倚像」が納められています。
御朱印を頂いたときに、「木造随身倚像」のポストカードを頂きました。
神輿庫です。
ハート型の窪みがある石です。縁結びのパワースポットです。
赤がきれいな拝殿です。
拝殿の後ろにある、こちらも赤がきれいな本殿です。
こちらも右後ろ側から写した本殿です。前に見えるのが拝殿です。
まとめ
2500年以上の歴史をあり、武蔵国一之宮であった小野神社は、聖蹟桜ヶ丘の街に馴染んでいる地元に親しまれている神社でした。
飾らない感じがとても好感がもてる神社です。