フィンランド製のキットのログハウスを白州の山の中に建ててから約15年が経ちました。
当初心配した腐食や雨漏りなど大きな問題はないものの、ログの外側は塗装の剥がれ、内側は汚れが目立ってきています。
外側は今までも定期的に塗り直していますが、今回はほとんどメンテナンスしていない内側のログ材の汚れを取チャレンジしてみました。
我が家のログハウスはフィンランドのビアンカ製のキットのログハウスです。
お金もなく、重機も使えないのでの当然小型なものになりました。屋根のメンテナンスがし易いようにロフトも諦めました。
面積は、35.8m²(10.84坪)(LDKは10畳、個室は4.5畳、テラス7.92m²)です。ログは角ログ70㎜です。
当時の価格でキット代は200万円程度でした。もちろんそれ以外に色々とお金もかかりましたが、家族で組み立てるということで、十分に楽しめましたし苦労もしました。
ログは脚立を使って家族で組み上げました。
屋根をつけるまで、ログは塗装せずブルーシートでガードしていました。
何度も台風に会い、冬は雪が積もっていますがログハウス自体にほとんど問題はありません。
組立て始めてから約15年の年月が経ちましたが、当初恐れていた雨漏りやログが腐るなどのトラブルはありません。
ログハウスの外側は定期的に塗り替えているので、意外と綺麗です。最近は、時々時間が経ち少し塗装が剥がれてくるとまた塗りなおすという感じです。
ログの内側は、人により塗る人と塗らない人がいるようです。我が家の場合は、代理店の方が全く塗るという話をしていなかったので塗装はしていません。床は少し明るめの色を塗っています。
我が家のログハウスは最初からキシラデコールを使って塗装をしました。最初は2度塗りをしました。その後、5年間に2度上塗りしています。
息子の友人が遊びにくると、バーベキューをごちそうする代わりに塗装を手伝って貰ったりしました。
その後は都度、傷んだところがあるとその面を塗装するという変則的な塗り方をしています。
昨年の10月は、ログハウスの前面を塗装しました。前面が一番高さもあり手間がかかります。屋根や脚立に上ることを極力避けるため、昨年から塗装用ローラーに継ぎ柄をつけて行うようにしました。
昨年は汚れや痛みが目立っていたので、定番通り 高速洗浄機を使用した洗浄 ⇒ 傷んだところのサンダーがけ ⇒ 塗装の手順を踏みました。
昨年は前面のログや屋根の再塗装をしました。
昨年の再塗装の記事はこちら「ログハウスの再塗装を短期間でやる手順」
今年は痛みも汚れも少ない側面部の掃除だったので、ログの清掃(主に雑巾がけ)した後に、一日置いて塗装という最短で行いました。
今回使用した道具です。塗装用ローラーに継ぎ柄をつけた道具は武器になります!
ログの下の方の塗装が一部剥がれ始めています。
蛾の卵などがついていたりします。水ぶきする前にきれいに落とします。
塗装が全体に薄くなっている感じです。
ログ清掃(蛾の卵取ったり・・)あと、水拭きして一日置いてキシラデコールで塗装しました。
塗装が剥げていたところは大分きれいになりました。
反対側もきれいになりました。
右側の側面が再塗装したところです。左側は、今回塗装していません。
塗装は1時間30分ほどで完了しました。まめに塗り直しておくと痛みも少ないのでよいですね。
来年は残った側面と裏面を塗装したいですね!
ログの内側は塗装していないくて年月が経つと汚れが目立ってきます。
我が家ではログの汚れの種類が2通りあります。
①ログ材に昔つけた汚れが時間とともに浮き出てる
②天井とログ材の間に汚れが浮きでる、黒カビのような汚れ
◆昔付けたログの汚れが浮き出る
一番極端なのは、ログ材を踏んだ後などです。最初はそれほど気にならなかったのですが、段々足跡が浮き出てきました。
家族でログ材を積みあげたので、積み上がるまで時間がかかりました。ログを積まずに長い間置いて汚れたり、手で触ったところに跡がついたりしたものが時間の経過とともに浮き出てきています。
◆天井とログ材の間に黒カビのような汚れ
天井とログの間とその周辺が汚れています。
天井とログの間から蟻が出てきて、殺虫剤を吹き付けたためか、湿気が多く黒カビが生えたか? 理由は、はっきり分からないのですが・・
我が家のログハウスの内側で一番汚れている部分です。今回は、この一番汚れた部分を清掃してみました。
フェイズブックグループのログハウスファン(Log fan)で色々教えてもらったので少しずつ試しています。
ログハウスファン(Log fan)で、ログの洗浄方法を幾つか教えてもらいました。
プロが行っている灰汁洗いやカビスケ、家庭であるものを利用した塩素系漂白剤(キッチンハイター、洗濯用ブリーチ)、まずは簡単にできる、きれいな雑巾で拭くなどです。
今回は
①きれいな雑巾で何度も拭く
②リンナイの白木用漂白クリーナーで清掃
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リンナイの白木専用洗剤は、ネット上では紹介記事が幾つかでています。使用法も簡単で水で5~10倍に薄めるだけです。価格も500円と他のものと比較するとだいぶ安く入手できます。
水拭きを数回やって乾いたところ。最初の状態の写真を撮り忘れましたが、これだけで大分きれいになっています。
リンナイの白木専用洗剤で洗浄した後です。まだ乾燥が不十分なので乾くともう少しきれいになると思います。
乾燥が不十分のせいか、あまり変化がわかりません。この日は、そのまま相模原の自宅に帰ったので最終結果は次回確認する予定です。
ログの外側の塗装はキシラデコールで比較的短時間で再塗装ができるようになりました。
でもログの内側の清掃は、まだまだやり方が未熟で、これから勉強が必要そうです。フェースブックで色々教え貰ったので試したいきたいと思っています。