運動しているのに太れない人がいます。私も28歳で結婚するまで173㎝で55㎏と痩せていました。痩せすぎのデメリットは、体力がない、自信が持てないなどい色々あります、何より他の人の目が気になります。
運動すると体力もつき体重も増えると思いがちですが、やり方を間違えると、痩せすぎの人は思ったような結果が得られません。
痩せすぎには原因があります。原因を理解をして対策をすれば必ず太ることができます!
学生時代は、野球・バスケット・登山などをやっていて運動好きでスポーツマンでした。
中学生の時はバスケット部でしたが、172㎝で50㎏と痩せていました。ユニーホーム姿がとても貧弱で、その姿を人に見られるのがとても嫌だったことを覚えています。高校でもバスケットとやろうと考えていましたが、その自分の姿が嫌でやめてしまいました。
172㎝で50㎏だとそれほど痩せていないと言う人もいるかもしれませんが、よりカッコ悪くしていたのは、骨格や姿勢のせいもあります。関節が目立ち、姿勢が悪く猫背気味になっていました。
大学時代は登山に目覚めましたが、自分の体形から自信が持てない状態は続いていました。いつも太れば変われると考えていました。
痩せすぎのコンプレックス 見た目のカッコ悪さです!
もちろん体力が無いなどの弱みもあるのですが、この見た目のカッコ悪さのコンプレックスは体験した人しか分からないのではないでしょうか!?
社会人になって山の会に入り、当時流行っていたテニスやスキーなどもやり、体重は少し増えたものの173㎝で55㎏でした。
ところが28歳で結婚してから、生活や考えて方が変わり体形が変わり始めたのです・・
実は太らない理由は意外と単純です。でも思ったように太るのは簡単ではないのも事実です。
結婚して起きた変化
結婚して徐々に体重が増え始めました。1年で1㎏ずつの増量でしたが、10年後には体重が、65kgぐらいになっていました。
一体何が起きたのでしょうか?
一つ目の理由は、嫁さんが、食べるのが好きで料理も得意だったのです。一人暮らしから格段に食生活が改善された上、間食もよく行うようになりました。
二つ目の理由は、仕事が忙しくなり運動量が激減したのです。それまでは土日や昼休み、場合によっては定時後にも運動をしていたのですが仕事で疲れて運動時間はすごく減っていました。
体重が増えたので良かったのですが、体形は更に崩れました。手足についている筋肉が少なく体幹とくにお腹に肉がついている(お腹がでている)体形に変わって更に情けない体形になりました。
食事だけで増量すると 体形が崩れます!
一般的な太れない原因
一般的に言われている太れない原因は
①病気がある
②体質
③消費カロリーが摂取カロリーがに比べ大きい
などが挙げられます。
病気がある
体重が増えない病気には胃腸の病気はもちろん、吸収不良症候群などという病気もあります。また体重が減る病気としてはガンやバセドウ病などもあります。
私も数年前に体重が激減してバセドウ病が判明しました。バセドウ病は遺伝的な要素もあり若い時も発症していたのかもしれません。
心配な人はまず、病気の有無を確認しましょう!
体質
体質は胃腸が弱いなど病気に少し似ているところもあります。
・食が細く食べられる量が少ない
・消化吸収能力が低い
・基礎代謝が高い
・骨格や筋肉のつき方
多くの太れない人には、これら体質に関する原因がひそんでいることが多ようです。ハードゲイナーと呼ばれる人たちは、栄養の吸収が悪く、普通の日常生活でもエネルギー消費が激しいために食べても太れない体質の人です。
消費カロリーが摂取カロリーがに比べ大きい
痩せている人で病気ではなければ、太りずらい体質の人でも消費カロリーと摂取カロリーの関係を改善すれば太ることができます。
私の場合もそうでしたが、太れない人は食が細いこともあり、食事やその中身について興味がなく、食事を楽しむことが下手なのです。また運動して痩せている人の中には、無理をする人や休養するのが下手な人が多いのも特徴ではないでしょうか、言い換えれば体づくりが苦手な人です。
食事を楽しむ習慣をつけましょう!
結婚してから体重が増えたのですが、手足が細く、お腹が出ているかっこ悪い体形になった私は、その後ジム通いを開始しました。ここから少しずつ体づくりを覚えていきます。
ボディーメークの3つの基本は
①食事
②トレーニング(筋トレ)
③休養
です。食事は、トレーニングと同じぐらい重要です。休養もとても大切です。
食事
太るための食事は、好きなもの・美味しいものを楽しんで食べることです。太ることを最優先にするのであれば、食事が一番大切です。何といっても食べることを楽しむことが重要です。
自分の好きな食べ物や量が多く食べられる物を知ることは、とても大切です。私の場合はカレー、牛丼、中華でとろみのある料理(中華丼や餡かけそばなど)、そしてマヨネーズをかけたものなどです。ラーメンや唐揚げ、ケンタッキー、マックなども好きです。
本格的にボディーメークをする人からみると、こんなジャンキーな食べ物はNGですが、太ることを優先する場合はまず摂取カロリーを増やすこと食事を楽しむことが大事です。
太っている人が好きな物を好きなだけ食べると更に太ってしまいます。タンパク質を意識した食事は大切です!
トレーニング(筋トレ)
◆太るためのトレーニング
太るためのトレーニングは筋トレ中心で体力をつけ良いサイクルをつくることが大切です。
運動をしているのに痩せている人の中には、運動すれば筋肉がついて体格が良くなる(太る)と考えている人がいますがこれは間違いです。
有酸素運動を多くやると筋肉は肥大しないで、場合によっては痩せていきます。太る(筋肉をつける)ためには、筋トレを行い筋肥大をさせる必要があります。特に大きな筋肉足やお尻、背中、胸、肩、腕などの筋肉を肥大させると体重が増えていきます。
◆筋トレは意外と難しい
筋肥大させる筋トレは結構難しいトレーニングです。トレーニングの初期は筋肉痛も出て筋肉が張った感じになりますが、この時点では筋肥大はしていません。
2~3ヵ月ぐらい筋肉に刺激を入れ続けてあげると筋肥大がおこり体重も増えていきます。難しのは同じ負荷で筋トレをしても刺激がなくなり筋肥大が起こらなくなるのです。
重量やレップ数、やり方などを変えて刺激を入れ続けなければいけないのです。
また筋トレだけでなく有酸素運動なども取り入れると、不要な脂肪が取れると同時に体力がつきトレーニングが継続できるようになります。また同時に食欲が出て良いサイクルに入っていきます。
このサイクルが出来上がれはボディーメイクがスタートできる体づくりが完了したことになります。ここからは食事もタンパク質の摂取を意識して行うと、私みたいにカッコ悪い体から脱出することができます。
休養
休養をしっかり取って体の疲れを取りましょう!
体重を増やす場合には休養はとても大切です。元々痩せている人は吸収が悪い人が多いのですが、吸収が悪い原因の一つに体や精神が疲れていることがあります。疲れを取り、美味しく、楽しく食べることがとても大事です。
運動好きで真面目な人ほどこの部分ができていない人が多いです。
疲れが取れている自分の体の状態を覚えるようにしましょう。疲れ度合いが分かるようになればトレーニングの上級者です。
ここでは太るためにおすすめのものを私の経験から紹介します。
太るのにおすすめの食べ物
痩せている人は、食が細いため食べやすく、いつでも食べられるカレー、牛丼などのレトルト食品がおすすめです。カレー屋さんでナンと一緒に食べると体重が増える傾向があります。
サプリメント
◆プロティン
サプリメントとでおすすめなのは、体重増加専用のプロテインと疲労回復のためのBCAAです。プロティンは最近注目されており色々な食材でプロティンが多く含まれているものがあるのでそれを利用するのもおすすめです。
マイプロティンの体重増加用のプロティン「ウエイト ゲイナー ブレンド」です。
◆BCAA
BCAAとは、運動時の筋肉でエネルギー源となる必須アミノ酸です、バリン、ロイシン、イソロイシンの総称です。筋タンパク質合成促進、筋タンパク質分解抑制、筋損傷軽減などの効果が期待されます。BCAAはプロティンより相性がありそうなのでタブレットタイプと粉タイプを紹介します。
マイプロティンのBCAA タブレットです。
おすすめのジム
あまり多くないのですが、太るための専用ジムもあります。多くのジムがダイエットを得意にしている中、太るためのジムはその悩みを理解してくれるのでおすすめです。またボディーメイクのジムもおすすめのジムと言えます。
◆REPUP GYM
パーソナルジムREPUP GYMは太る専用のジムです。1回50分、週2回のトレーニングと、太る専門の食事指導で体を改善します。 太るための食事管理・毎回のカウンセリングも実施しています。
◆MIYAZAKI GYM
個室のプライベートジムでボディーメイクを得意としているジムです。トレーナーの質にこだわっているジムなので安心して相談ができます。
◆Dr.Training
Dr.トレーニングでは、医学的な視点から、独自のトレーニングを提供致します。神経×筋肉×心肺機能と、柔軟性などの様々な要素を連鎖させることで効果を発揮しています。ボディーメークのプログラムがあり筋トレ、食事指導が個々に向けて個別指導してくれます。
私も長年、痩せすぎのコンプレックスを持っていたので、同じ悩みを持っている人には少しでも早く、その悩みを解消されることを望んでいます。
ここで紹介した記事で悩ましいことがあります。ただ太るのと、よりカッコ良い体形にするボディーメークでは手法がやや異なります。
痩せすぎを一刻でも早く解消したい人は、まずは食事の改善(自分の好きなものを楽しく食べる)を行って摂取カロリーを増やして体重を増量することをおすすめします。
この手法はスポーツジムなどでは推奨していませんが、痩せすぎのコンプレックスのつらさを知っているので、ここではまずこの方法を推奨します。その後よりカッコ良い体形を目指しましょう!