ウォーキングコース 金沢城公園

石川県の兼六園、金沢城公園を歩いてきました。この2つは日本を代表する観光地です。金沢城公園はとても広々とした公園です。建物は再建されて整備されており、お城好きにはたまらない公園です。
兼六園も金沢城公園も見どころがいっぱいです。観光しながらのウォーキングとなりました。後編ということで、この記事は金沢城公園について記載します。 前編の兼六園はこちらからどうぞ。

コンテンツ
・金沢城公園と兼六園概要
・金沢城公園ウォーキングコース
・他の見どころ
・まとめ

金沢城公園と兼六園概要

石川県金沢市丸の内1-1

 

金沢城公園:この城は、加賀百万石前田家の居城であった城です。重要文化財に指定されている「石川門」「三十間長屋」「鶴丸倉庫」のような歴史的な建造物、近年再建された壮大な「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓」などが見どころです。広さは28.5ヘクタールでとても広々としています。

住所:石川県金沢市丸の内1-1
営業時間:7時00分〜18時00分(3月1日〜10月15日)、8時00分〜17時00分(10月16日〜2月末日)
※菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門:9時00分〜16時30分
※河北門(無料):9時00分~16時30分
※玉泉庵:9時00分~16時30分(12月29日~1月3日は休館)

兼六園:もともと金沢城の外郭として城に属した庭でした。現在は、国の特別名勝に指定されています。広さは約11.7ヘクタールです。江戸時代を代表する池泉回遊式庭園です。この方式の詳細は分かりませんが、兼六園の中には瓢池、霞が池の2つの大きな池と小さな川の流れが雰囲気を出しています。

駐車場: 詳細はこちら
兼六駐車場  金沢市小将町1-53 TEL.076-263-1814 普通車482台・バス(マイクロバス含む)12台収容
石引駐車場  金沢市石引4丁目380番 TEL.076-223-2285 普通車370台・バス

金沢城公園のウォーキングコース

この日、11月中旬は天気がとても荒れており、晴れたと思ったら雨、また晴れたと思ったら今度は雹が降るハードな天気でした。兼六園では休憩処の雨宿りでしのぎましたが、金沢城公園でも大雨に降られ五十間長屋や休憩処で雨宿りでしのぐことになりました。

雨が止むと日差しもあり、広々とした公園や城の景観を楽しむことができました。

ウォーキングコースの概要

黒字の手書きが今回のコースです。地図はこちらから

ウォーキングコース概要:
兼六園 真弓坂口 ⇒ いもり堀 ⇒ (お堀通り) ⇒ 前田利家公像 ⇒ 白鳥路 ⇒ 大手門口 ⇒ 新丸広場 ⇒ 河北門 ⇒ 三の丸広場 ⇒ 橋爪門 ⇒ 五十間長屋 ⇒  二の丸広場 ⇒ 極楽橋 ⇒ 三十間長屋 ⇒ 本丸園地 ⇒ 鶴丸倉庫 ⇒ 鶴丸休憩館 ⇒ 石川門 ⇒ 蓮池門通り

歩行距離は兼六園部分を除いて、約6㎞です。



ウォーキングコース詳細

スタートは兼六園の真弓坂口です。

いもり堀:真弓坂口からお堀通りの左側を歩き始めるとすぐにいもり堀があります。かつての「いもり堀」は、金沢城の南西側を囲む外堀で、1907年旧陸軍により上部の削平と埋め立てが行われ、その跡地は、陸軍用地を経て、戦後はテニスコートとして利用されました。その後2010年に復元されたのが現在のいもり堀です。立派なお堀と周りの広々とした景観に目を奪われました。

前田利家公像:お堀通り歩いて行き石川門の下を通りすぎ、左に曲がり白鳥路への入り口に、前田利家公像があります。

白鳥路:白鳥路は散策道になっており、小さな小川が流れています。道沿いに20体の彫像が置かれています。ここは散策を楽しみながらのんびりと歩けます。

大手門口:白鳥路を端まで歩き左に曲がるとすぐ大手門口です。中に入っていくとすぐに広々とした新丸広場になります。ここから河北門や菱櫓が見えています。

紅葉:河北門の前のもみじは紅葉していました。

河北門:河北門を入ったところが三の丸北園地です。

三の丸広場と五十間長屋:三の丸広場からみた五十間長屋です。手前の三の丸広場はとても広々としています。日本のお城では、倉庫と防壁を兼ねた細長い建物を「多聞櫓(たもんやぐら)」と言いますが、金沢城ではそれを「長屋(ながや)」と呼んでいます。

五十間長屋:橋爪門をとおり二の丸広場に入ります。ここも広々とした二の丸広場が広がります。五十間長屋は1998年に復元工事が着工され、2001年に完了しています。50間は約90mです。中は建物の構造が分かり、展示物があります。3階建てになっており楽しめます。3階へのぼる階段は急なので注意が必要です。ちょうど雨が降り始めたのでゆっくりと雨が止むまで中を堪能しました。

極楽橋:二の丸広場を横切り、極楽橋を渡ると三十間長屋にいけます。

三十間長屋:江戸時代初期に櫓を持つ三十間長屋が建てられていましたが1759年に焼失し、現在の長屋は、幕末の1858年に再建されたものです。長さは三十間よりも若干短い、26.5間(48.2m)です。重要文化材に指定されています。

 

鶴丸倉庫:幕末の1848年に竣工した武具土蔵で、石川門・三十間長屋と同様に重要文化財に指定されています。

ここでまた、夕立ちのような豪雨があり休憩所へにげこみました。15分程度で雨が止みウォーキングを再開しました。石川門を通り、兼六園側へ向かいます。名前の通り喫茶店などがある茶店通りを通りホテルへ向かいました。

その他のみどころ

今回は、金沢城公園のウォーキングコースの紹介ですが、ホテルをとった香林坊から金沢駅までも街並みを見ながらのウォーキングコースになります。ここも歩いてみました。香林坊のホテルから金沢駅までは約1.9㎞です。大通りのビル街と少し裏側に入った古い町並みの両方を楽しめます。金沢駅は、有名な鼓門ともてなしドームがあります。

鼓門:松との対比が金沢らしいです。

もてなしドーム:金沢は雨が多いそうです。おもてなしの意味で屋根付きのスペースがあります。

まとめ

金沢城公園と兼六園は一度は来てみたい場所です。でも一度くるとまた来てみたくなる場所でもあります。下調べをして観光するのを嫌う人もいますが、なんといっても見どころが多く、ここは是非ポイントを確認していくのがよいと思います。

この日は、羽田空港から金沢に来るのと兼六園、金沢城公園のウォーキングと夕食も含め14㎞ぐらい歩きました。

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