多くの種類があるマイプロテインプロテインの基礎と選び方を紹介！

多くのスポーツ愛好者、特に筋肉を付けてパワーアップしたい人や健康的に痩せたい人がプロテインを利用しています。

低価格で高品質で世界中の人から愛用されているマイプロテイン社製のプロテインですが、多くの種類があり、どれを選んでよいか悩むこともあります。

プロテインを選ぶ基本的な知識とマイプロテインの選び方を紹介します。

コンテンツ

◆プロテインの基礎知識
・プロテインの種類
・１日に必要なタンパク質の量
◆マイプロテインの選びかた
◆まとめ

プロテインの基礎知識

最初にプロテインの基礎知識を確認しておきます！　プロテインはタンパク質のことですが、日本では、たんぱく質を摂取するサプリメントとして認識されていることが多いです。

一般的には筋肉を増やしたいときに利用しますが、体を絞るために、摂取エネルギーを抑えた食事を行うと、どうしてもたんぱく質も不足しがちになり、筋肉も削られます。このため、ダイエット時にもプロテインが利用されます。

プロテインの種類

牛乳が原料のプロテイン

牛乳由来のプロテインはホエイプロテインとガゼインプロテインがあります。牛乳の約2割がホエイで8割がガゼインです。ガゼインはバターやチーズの原料です。

ホエイプロテイン

ホエイプロテインは、ガゼインに比べ、吸収がはやく、筋肉の合成に有効な必須アミノ酸、BCAAが豊富です。筋肉つけたい、筋力アップなどを目指している人におすすめです。

ホエイプロテインは製造法により2つに分類されます。

・WPC（濃縮ホエイたんぱく質）：一般的にホエイプロテインといえばWPCです。原料である乳清に含まれるビタミンやミネラルを多く残すことができます。

・WPI（分離ホエイたんぱく質）：WPCは乳糖や乳脂肪などが含ますが、それらを極力取り除いてタンパク質含有割合をさらに高めたものです。やや高価です。

ガゼインプロテイン

カゼインは水に溶けないため、この性質を利用して長い時間にわたって血中のアミノ酸濃度を高めるという目的で使われます。筋肉をつけたい人、ダイエットしたい人におすすめです。

大豆が原料のソイプロテイン

大豆のタンパク質部分だけを粉末にしたもので、比較的低価格のプロテインです。ソイプロテインはカゼインプロテインと同じく消化吸収速度がゆっくりのため、満腹感が持続します。また大豆に含まれるイソフラボンの効果で皮膚や骨の強化、血流改善が期待できます。

ダイエット、ボディメイク、美容が目的の人、筋肉を維持しつつ体重を落としたい人、ホエイやカゼインでお腹を下しやすい人におすすめです。

１日に必要なタンパク質の量

1日に必要なタンパク質量は下記の式で簡単に計算できます。

1日に必要なタンパク質量（g）　

　　　　　＝　自分の体重（㎏）×　体重1㎏当たりのタンパク質必要量（g）

体重1kg当たりの必要なタンパク質量は、直前の運動量で大きく変わってきます。

活動強度	体重1㎏当たりのタンパク質必要量（g）
活発に運動していない人	0.8
スポーツ愛好者（週に4～5回30分のトレーニング）	0.8～1.1
筋力トレーニング（維持期）	1.2～1.4
筋力トレーニング（増強期）	1.6～1.7
持久性トレーニング	1.2～1.4
断続的な高強度トレーニング	1.4～1.7
ウエイトコントロール期間	1.4～1.8

樋口満編著『新版コンディショニングのスポーツ栄養学』より

体重が70㎏の人で筋力トレーニング増強期の人の1日に必要なプロテイン量は、70×1.7g　⇒　119g　になります。

これを肉だけで摂取しようとすると、肉はざっくり摂取量の1/4がタンパク質なので、476ｇの肉を食べなければいけなくなります。

これを毎日続けるのは相当厳しい上、カロリーが必要量をオーバーしてしまいます。このためサプリメントとしてプロテインが必要になるのです。自分が必要な量を知って、どのプロテインが最適か考えてみましょうきほんてきほんて

マイプロテインの選びかた

マイプロテインは、イギリス発のスポーツ栄養ブランドです。プロテイン・サプリメント・スポーツウェアを世界110カ国以上で販売しています。

マイプロテインのプロテイン製品のおすすめのラインナップを紹介します。

基本の4製品

マイプロテインでも用途別で推奨しているプロテインがあります。まずはこの4種類がベーシックな製品となります。基本的にはまずこの中から選択しましょう！

名称	用途	価格（円）	内容量	使用回数	1食当りタンパク質
Impact ホエイプロテイン	パフォーマンスアップ	3,890	1kg	40	21 g
Impact ホエイアイソレート WPI	筋力アップ	5,590	1㎏	40	23 g
クリアホエイアイソレート	筋力アップ	5,690	－	20	20 g
Impact ダイエットホエイプロテイン	ダイエット＆減量	6,690	1㎏	16.7	38 g

フレーバー（味）により価格が異なることがあります。

◆Impact ホエイプロテイン（ストロープワッフル）

詳細は画像をクリックしてマイプロテインのサイトで「プロテイン・サプリ」のタグをクリック

パフォーマンスアップにおすすめです。持久力アップも考慮した製品です。とてもコストパフォーマンスも高い製品です。

1食あたりタンパク質含有量82％でタンパク質量を21g含有、BCAAを4.5g配合、カロリーは103kcal。脂肪含有量は1.9gで炭水化物量はわずかに1gです。

◆Impact ホエイアイソレート WPI （ノンフレーバー）

詳細は画像をクリックしてマイプロテインのサイトで「プロテイン・サプリ」のタグをクリック

筋力アップにおすすめです。タンパク質をより多く摂取したい人におすすめです。

無脂肪でタンパク質含有量約90％、1食あたりタンパク質を23g含有、低脂質、低糖類で炭水化物含有量1g未満。タンパク質を効率的に摂取できます。1食当たり93 kcalです。

◆クリアホエイアイソレート（ピーチティ）

詳細は画像をクリックしてマイプロテインのサイトで「プロテイン・サプリ」のタグをクリック

筋力アップにおすすめです。飲み味に特徴があり爽快な喉越しです。

高品質の加水分解ホエイプロテイン分離物で作られた、軽さと爽快さが特徴で、ミルクシェイクというよりも、ジュースのように飲むことができます。

タンパク質含有量約80％で、1食当たり20gのタンパク質、4gのBCAAと3gのグルタミンを含有しています。

◆Impact ダイエットホエイプロテイン（チョコレート）

詳細は画像をクリックしてマイプロテインのサイトで「プロテイン・サプリ」のタグをクリック

ダイエット＆減量におすすめです。1食あたり60gの摂取を想定しており、食事の一部置き換えで使用するのがおすすめです。

タンパク質含有量約63％で、1食あたりタンパク質を38g含有、炭水化物は控えめグルタミンを1g以上含有しています。1食当たり220kcalです。

その他のホエイプロテイン

その他にも多様なプロテインがラインナップされています。主なものを簡単に紹介します。より自分にあったものがないか確認ましょう！

エクストリームゲイナーブレンド	バクルアップに最適なサプリメント
ウエイトゲイナーブレンド	増量とサイズアップに最適なサプリメント
トータルプロテインブレンド	7種類をブレンドした特製プロテイン
Impact ホエイプロテインエリート	世界アンチドーピング機関認定のプレミアム品質のホエイプロテイン
加水分解ホエイプロテイン	ワークアウトに最適な加水分解プロテイン
オーガニックホエイプロテイン	100%天然のオーガニックホエイプロテイン（EUオーガニック認証品）
オールインワンパフォームブレンドエリート	世界アンチドーピング機関認定のオールインワンサプリ
アイソプロホエイプロテイン	ピュアホエイプロテインパウダー

画像は、Impact ホエイプロテインエリートです。表のプロテインの詳細の確認は画像をクリックして「プロテイン・サプリ」のタグをクリック

ガゼインプロテイン

ガゼインプロテインは、消化速度が遅いタイプの乳タンパク質で、腹持ちがよく、食事と食事との合間や就寝前に摂取する際におすすめです。

スローリリースカゼイン	就寝前に最適なプロテイン
スローリリースカゼインエリート	世界アンチドーピング機関認定の持続型プロテイン
ペプトプロ® カゼイン（加水分解カゼイン）	低脂質かつ低糖質なハイクオリティプロテイン

画像は、スローリリースカゼインです。表のプロテインの詳細の確認は画像をクリックして「プロテイン・サプリ」のタグをクリック

植物由来のプロテイン

ビーガン用プロテインは、植物をベースにした食事をしながらトレーニングに必要な栄養素補給をしたい方におすすめです。

ソイプロテインアイソレート	ビーガンの人にも安心なプロテイン含有比率90％のソイプロテイン
ピープロテインアイソレート	ピープロテインはエンドウ豆由来のタンパク質です。
ブラウンライスプロテイン（玄米プロテイン）	ビーガンの人の増量をサポートする植物由来プロテイン