ベンチプレス 60歳代でのMAX更新の可能性はあるのか?!

幾つになっても、自己記録を伸ばしたいのがベンチプレスです。

アスリートでバリバリに追い込んでいる人は別にしても

多くの人にとっては、60歳代は微妙な年齢といえます。

仕事の負荷が減ってくる人も多いのですが、体も衰えてきます。

どんな条件が整えばMAX重量が更新できるのでしょうか?

記録更新の可能性がある人は

どんな人でもベンチプレスの自己記録が伸びるわけではありません。

残念なことに、若いときに頑張って記録を伸ばした人ほど

年齢がすすむと記録は伸びなくなります。

年齢がすすんでも記録が伸びる人は、2つの条件を満たす人です。

◆年齢がすすんでも記録が伸びる人
 ・記録更新の(残存)年齢があること
 ・体のケアができる人

記録更新の残存年齢があるの意味は・・

同じ階級、同じ年齢の上級者に比べて記録が低ければまだ伸びる可能性があるということです。

この2つの条件を満たせば、頑張れば記録更新が可能です!

 

自分の記録の位置を確認しよう!

アスリートで無い人が、記録が伸びるどうかを判定するには

自分と同じ階級で同じ年齢の上級者と比べると、かなり正確に判断できます。

上級者との記録の差が大きければ、まだまだ記録が伸びるということです。

どれ位の期間、記録を伸ばせる可能性があるかを計算するツール

を作成したので利用してみてください。

記録が伸びるかどうかの確認ツール

◆入力

 ①年齢、②現在のMAX重量、③階級を入力してください。

◆結果

 ①ベンチプレスのMAX重量が伸びる可能性がある年齢

 ②伸びる可能性がある期間

 

 の2つが表示されます。

ツールの意味するところ

◆例えば

年齢50歳で120kgを挙げている74kg級の人は、

記録はあと何年伸びる可能性があるのでしょうか?

このツールを使うと、65.7歳まで伸びる可能性があると推定されます。

まだ、あと15年以上記録が伸びる可能性があるのです!

◆元データは

基本データは、第25回ジャパンクラシックベンチプレス選⼿権⼤会の出場者の平均記録をベースに推定をしています。

このため日本記録に近い上級者がこのツールを使うと

測定不能(もう伸びない)という結果になります。

測定不能の場合は、年齢が現在の実年齢より低い値で表示されます。

使用できるのは、全国大会の平均レベル以下の人です。

ツールの原理は「ベンチプレス 何歳までMAXを伸ばすことができるの?! 推定ツールを作成してみた!」を確認してください。

病気、怪我、疲労への対応

年齢がすすんで記録が伸びない大きな原因のひとつは

病気、怪我、疲労などです。

私の場合も60代になり

最初にバセドウ病にかかりました。

その後、新型コロナでジムに行けない期間があり、

更にフォーム変更で肩を痛めて暫くできない期間がありました。

こんなことが起きると記録更新どころではありません。

また、疲労や柔軟性の低下も大敵です。

年齢がすすむと疲労回復がおくれて、パフォーマンスが出なくなったり、トレーニング頻度や質がおちます。

柔軟性なくなると、フォームが上手く組めなくなったり、怪我の可能性も増えます。

これらのケアをしっかりできる人は、しっかりトレーニングができ記録更新の可能性が高くなります。

まとめ

今回のツールが少しでも役に立てば幸いです!

今回紹介したツールで記録更新の残存年齢がない人も心配ありません。

あなたは完全にアスリートレベルであなたの記録がその年齢、階級で一流のことを示しています。

自信を持って、先頭をすすみましょう!

若い時に自己記録をつくり、現在は記録が落ちている人も

現在の記録を更に伸ばすことはできます。

この場合も現在の記録を入力してみると、記録が伸ばせるかどうか判断できます!

 

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