ちょっと不思議なアウトドアブランド TOKYO CRAFTSを知っていますか！？シエラカップにこだわりのある人はチェック要！

TOKYO CRAFTSは、2021年にキャンプYouTube「タナちゃんねる」から誕生したキャンプギアブランドです。生い立ちも今風ですが、その製品たちもこだわりが感じられます。

製品は、焚火用品、シエラカップ、アウトドアスパイス、Tシャツなどです。まだまだ製品は少ないですが、今回はシエラカップを深堀してみます。

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TOKYO CRAFTSとは

TOKYO CRAFTSを立ち上げる原点となった「タナちゃんねる」を覗いていみるとキャンプグッズへのこだわりが感じられます。とは言え2021年に立ち上げたばかりのブランドなので、ブランド力や製品のラインナップはまだまだこれからのようです。

でもYouTubeが原点であったり、ネットを通じての拡販は今風です。今も昔も自分のこだわりや、好きな分野の製品をつくることは成功の秘訣の一つなので、今後とも益々こだわりの製品を世に送り出して欲しいですね。

今回は、その中から素材にこだわったシエラカップにフォーカスしました。

シエラカップとは

シエラカップはキャンプやアウトドアの象徴的アイテムの一つです。日本でも多くの人が愛用しています。

シエラカップの歴史

その歴史はとても古く、1892年に自然保護の父と言われるジョン・ミューアによって設立されシエラクラブが原点です。シエラクラブは、アメリカの自然保護団体です。クラブ設立当時、クラブの会員の証として会員が持っていたのが、会員NO.が入ったシエラカップです。

このためバックパッカーからは、その精神的意味合いからも必携品といわれていました。（芹沢一洋著　バックパッキング入門より）

芹沢一洋著「バックパッキング入門」です。表紙にシエラカップがデザインされています！！

シエラクラブにより制作されたのがシエラクラブカップ（Sierra club cup ）です。現在では、あまりに人気が高いためシエラクラブの公式カップだけではなく、同種の製品を各社が製造されています。

現在は、国内も海外も多くブランドがシエラカップを販売しています。何を購入してよいのか本当に迷います。

選択のポイント

選択のポイント
①用途　
②サイズ
③素材

①用途

シエラカップは本来は、お茶などを温めて飲める食器です。現在では大き目なシエラカップで簡単な料理を作ったり、軽量カップとして使ったり、食材をのせる食器などで使うのが一般的のようです。

でも実際には、簡単な料理や飲料を温めるぐらいの使い方がおすすめです。冷めたコーヒーをストーブで温めて飲むなんてカッコいい感じです。

②サイズ

サイズは、ざっくりは3タイプぐらいありそうです。小型の200～250ccの容量、普通サイズの300～330㏄の容量、大型な600～650㏄の容量なものです。

一番多いのは、もちろん普通サイズのものですし、おすすめもこのサイズです。

③素材

食器の素材は、アルミニウム、チタン、ステンレスが多いですが、シエラカップは丈夫さと熱伝導率が悪いことからチタンかステンレスが使用されることがほとんどです。

アルミニウムのように熱伝導率がよいと、カップに口をつけられなかったり、取ってが持てなかったりするので、熱伝導率が低い素材が選ばれているのです。

TOKYO CRAFTSのシエラカップ

TOKYO CRAFTSシエラカップは、金属加工の街である燕三条でつくられています。

使用されている素材は豊富で、形状は同じでステンレス、チタン、真鍮を使ったものがあります。また形状は2種でオーソドックスな形状で320ml容量のものと、寸胴形状で調理に適した480mlサイズのものがあります。

更にステンレスに黒酸化発色加工して耐食性と耐候性を高めたブラックシェラカップがあります。

素材自体の特徴は以下のようです。