現役パーソナルトレーナーが語る 「怪我、故障についてあれこれ考えてみた その2 私の場合」

こんにちは。パーソナルトレーナー兼インストラクターのサンジュストです。

今日は前回の記事「怪我、故障についてあれこれ考えてみた」の続きで、私の怪我歴と対処法を書いてみたいと思います。

私の場合、怪我をしたときは競技(大会に出る)、イントラとパーソナルトレーナー(通常業務)、ダンス(発表会やショーに出る)という3つのわらじを履いておりましたので、今思えばむちゃくちゃだなーと思います。なので皆さんの参考にはならないかもしれませんが…

いやー、それにしてもまた更新が滞ってしまいました…すみません。

その1の「フィットネスの怪我、故障についてあれこれ考えてみた」はこちら

コンテンツ
◆肩を壊した!
・原因と対処法
・治った要因
◆腰を壊した!
・原因と対処法
・良くなった要因(完治ではないと思いますが…)
◆まとめ

肩を壊した!

原因と対処法

まずは肩について書きたいと思います。

小さいのは何回かやっているのですが、一番ひどかったのはベンチプレスでのギア(シャツ)練習によるものです。

症状としては痛みに加えて皮膚の引きつり感、虫がはっているようなザワザワ感という、神経症状(たぶん)がでました。

異変に気づいてからも加減しながら試合に向けてのシャツ練習を重ねました。試合に出ないという選択肢はその時は自分の中にはなかったと思います。

試合が終わった後は多少は休んだと記憶しています。

結論をいえば、病院にも行かず、練習もそれほど休まず仕事も続けて…結果、6か月ほどしたら忘れてました…

治った要因

…ちょっとー、これ、何にも役に立たないじゃん!!サンジュストさん!

…と、今思いました…すみません…

ただ、その当時はそこそこ恐怖心があった事、神経が損傷してたらまずいなーとか大会終わったら病院に行かなきゃならないなぁとかそんな事を毎日考えていたと思います。で、なぜ治ったか、と言われると正直よくわかりませんが、肩の違和感を感じてからはトレーニング後に痛みを感じた時は必ずアイシングをする事を心がけていました。あと、肩ではなく胸、首、肩甲骨周辺のストレッチやほぐしも積極的に行っていました。

もう一つ良くなった要因として思うのは「痛みの確認をしなかった」という事です。

これは、当時入会していたウェイトトレーニングジムのオーナーから言われた事ですが、「痛みの確認をしたところで百害あって一利なし」ということです。

なので極力痛みの確認をしませんでした。

痛みの確認とは「痛い角度、違和感のある場所を触ったり動かしたりして痛みが今も続くかどうか確認する事」です。

病院へ行ったときなどは医者に説明する時、どうしても「こういう風にすると痛いです」とかって実際の動きで示す必要があるのですが、それ以外にも暇な時や何の気なしに痛みの確認をすることがあります。これを意識して極力しないうようにしました。

これが功を奏したのか、最終的には痛みを忘れていて、ある日突然「あれ、痛くない」となったのです。

今思えば、ですが「痛みの確認」というのはわざわざ痛みを出させたり違和感を出させたりする行為です。例えば、腕を下におろしている(一日のうちでほとんどは肩より下におろしている人が大多数だと思います)時は何ともないのに腕を上げると痛い。なのに何度も何度も腕を上に挙げて「やっぱり痛いなぁ」と確認する…これって無理な姿勢にわざわざしている、とも言えますね。

腰を壊した!

原因と対処法

腰については今でも時々少し痛むことがありますが、大したことはありません。

腰については複数の要因があるように思いますが、一番初めのとっかかりはデッドリフトで腰から引いてしまったという事です。

デッドリフトの正しいフォームは重くなっても肩の力を抜き、全身(特に体幹と脚)を使ってバーベルをひく、という基本から外れてしまったのです。

しかも、確かアップの60㎏とかで腰を痛めてしまったと記憶しています。

初めは腰の違和感と、腰を曲げた時の痛みだけでしたが、結局レッスンも練習も休まず騙し騙し続けたことによって、最終的には立っているだけで膝から崩れ落ちるほどの脱力と痛みに襲われましたし、腿の後ろは臀部から膝裏辺りでしびれてました。

(腰痛の後膝も壊しましたが、私的にはこれは腰痛が関係していると思ってます)

一番悪かったときは、立っても座っても歩いても止まっても痛い。とにかく姿勢を変えるだけで激痛でした。

レッスンは休んでおらず、トレーニングだけ休みました。実質私が選手を引退した主な原因はこの腰痛でした。

良くなった要因(完治ではないと思いますが…)

この時はひどかったですね~。レッスン時にはゴム製のコルセットをきつく巻いてレッスンしてました。今思えば、ですが印象的だったのは腰痛の時はほぼ毎日腹直筋が筋肉痛でした。

この時は整形外科に行って色々やってみました(電気、ウォーターベッド、温熱など)が大した効果はなかったように思います。

一番効果があったのはモーラステープという湿布でした。処方薬のロキソニンやボルタレン、その他の飲み薬に関しては私の腰痛にはあまり効きませんでした。湿布のボルタレンやロキソニンは全く効きませんでした。

また、友人の鍼灸師に鍼灸治療をお願いしたりもしました。これに関しては、即効性はわりとあるのですが、長くは続かなかったという印象です。

で、良くなった要因は、というと…予想でしかないのですが、トレーニングを一切やめたこと、アイシングをしたこと、股関節周りのストレッチを入念に行った事…だと思います。

なぜ股関節周り(臀部)のストレッチかというと私の腰痛は梨状筋症候群か仙腸関節からくるものプラス椎間板ヘルニアだったのでは、と自己流で全く勝手にあたりをつけていたからです。

整形外科でも原因はよくわからず(骨に異常はなく、MRIはとっていないので)どうしようもないのでとりあえず自分でストレッチやアイシングをする毎日、という感じでしたが…1年半ほどたった時、やはり肩の時と同じで「あれ、最近腰痛はどこ行った?」ってなりました。

まとめ

うむー、あまり役に立たないお話でしたね…

一つ言えるのは「痛めた部位について、日常生活でその事を忘れちゃうか気にならなくなる」というのが「=完治、もしくは良くなる」という事なのではないでしょうか。

もう少し怪我のネタ(膝)があるので次回に書きたいと思います。それも役に立たないかなー。どうだろう?

 

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