市街地にある都立小金井公園ですが、敷地はとても広く、大きな広場や運動施設、江戸東京の建物の歴史を知ることのできる江戸東京たてもの園などを楽しめる都内でも有数な公園です。
ウォーキングコースも公園内を散策しながら1周するだけで、十分な距離を歩くことができます。歩きながら驚いたのは、桜はもちろん、多くの木々が大きくて立派であることです。
小金井公園は、東京都でも有数の広さがある公園です。ネットで調べると、国定公園の明治の森高尾国定公園を除くと、国営昭和記念公園、野山北・六道公園、都立水元公園の次に広いようです。
公園は年々拡張され、少しずつ広がって広さの順位も変わっているようです。
各公園の広さは2021.2.13に主に公式HPに載っていたものです。
・国営昭和記念公園 計画面積180haのうち現在約9割が供用されています。⇒ 9割ならば162haです。
・都立野山北・六道山公園(武蔵村山市、瑞穂町)132.4ha ⇒ HPに広さの記載がなかったので、jpwikで確認しました。
・都立水元公園(葛飾区)96.3ha(令和2年6月30日現在)
・都立小金井公園(小金井市)80.2ha(平成27年7月1日現在)
・都立葛西臨海公園(江戸川区) 77.7ha(令和2年6月30日現在)
実際に行ってみると、現在は、木々の葉が落ち視界がとても良いのですが、その広さに驚かされます。公園はとてもよく整備されています。ほとんど起伏がなく広い敷地は平坦です。
今回歩いた周回する道は舗装されています。木々はとても大きく立派です。
スポーツ施設も総合体育館、野球場、テニスコート、バスケット練習場、多目的広場などがあり、子供たちが遊べるそりゲレンデ、わんぱくやまなどがあります。
広場も、いこい広場、こどの広場、ユーカリ広場、ゆりの木広場、つつじ山広場、たてもの前広場などがあり、更に430本の桜の木がある桜の園、梅園もあります。
特質するのは、バーベキュー場、ドッグラン、とても有名な江戸東京たてもの園など、楽しめる施設がいっぱいあります。また売店や軽食が食べられるお店もありお腹がすいたときは助かります。
所在地:小金井市桜町三丁目、関野町一・二丁目、小平市花小金井南町三丁目、西東京市向台六丁目、武蔵野市桜堤三丁目
開園日:常時開園 ※サービスセンター及び各施設は年末年始は休業
入園料:無料(一部有料施設あり)
駐車場
営業時間:24時間
料金:普通車 1時間まで300円 以後20分毎に100円 月~金 入庫後12時間最大料金 1200円
駐車台数:第一駐車場 425台(うち身障者用10台)臨時駐車場有、第二駐車場 124台(うち身障者用6台)臨時駐車場有。
今回のウォーキングコースは全て公園内です。それでも十分な距離と風景が楽しめます。少し残念なのは、広場などに入らないと、ほとんどが舗装道です。
登り、下りも少なくサンクチュアリはあるのですが、市街地にある公園という感じです。人もそこそこ居ますが、一部遊具などを除けば密になる感じはありません。
赤い線が今回歩いたコースです。
<ウォーキングコース概要>
スタート(第一駐車場> ⇒ サービスセンター前(地図入手) ⇒ 総合体育館 ⇒ わんぱく広場 ⇒ 多目的広場 ⇒ ドッグラン ⇒ ソリゲレンデ ⇒ ユーカリ広場 ⇒ スポーツ施設管理センター(ここまで2.7㎞) ⇒ テニスコート横 ⇒ 野球場横 ⇒ 東口(ここまで4.8㎞) ⇒ ゆりの木広場 ⇒ ふわふわドーム ⇒ つつじ山広場 ⇒ 北口(ここまで7.2㎞) ⇒ サンクチュアリー横 ⇒ いこいの広場 ⇒ 梅林 ⇒ 江戸東京たてもの園横 ⇒ さくらの園 ⇒ 西口 ⇒ 蒸気機関車展示場 ⇒ ゴール(第一駐車場)
歩行距離8.5㎞ 行動時間2時間でした。
南側のスポーツ施設の周辺は人が多少いましたが、北側の広場はまばらでした、梅園を見に来ている人もいましたが、まだ2~3分咲きです。
小金井市の総合体育館です。女子マラソン東京オリンピック代表内定の鈴木亜由子さんは小金井の出身で垂れ幕がありました。体育館は、現在市民だけの使用になっていました。
売店のパークス小金井店です。他にB,B,Qショップ、軽食ショップのグリーンテラスさくらなどのお店があります。
芝生の広場の子供の広場です。そばにはサイクリングセンターがあります。
わんぱく広場にあるわんぱく山です。子供たちが遊んでいます。
斜距離35.5m、最大斜度17度のソリゲレンデです。ここが一番盛り上がっており、親子がはしゃいで遊んでいます。
ドッグランです。登録制です。この日も数頭の犬が遊んでいました。
B,B,Qショップです。手ぶらで行ってもバーベキューを楽しめます。このショップの前のユーカリ広場でバーベキューが楽しめます。
多目的運動広場です。この隣にも同様なフェンスで囲まれたエリアがあり、中で運動ができます。
バスケットが練習できる場所もありました。
スポーツ施設管理センターです。
テニスコート横の小道を歩いていきます。
野球場の横の小道です。この辺のヒマラヤ杉も立派です。
公園の東口です。ここからゆりの木広場の横を通っていきます。
大島桜の大木です。とても大きい木ですが、同様な木がほかにもありました。
桜の花芽はまだまだ小さいです。
ふわふわドームです。利用時間、利用人数が決められています。
つつじ山広場のつつじです。
公園北口です。こちら側の人はだいぶ少ないです。
立派なヒマラヤ杉です。奥にに見える広場は、いこいの広場です。
江戸東京たてもの園のようすです。現在は、休園中なのですが、柵の間から写真を撮りました。
歩いているとコンコンという音がしていたので見てみるとアオゲラが木をつついていました。
桜で有名な小金井公園ですが、梅園もあります。木の大きさは桜より大分小さいです。花は現在(2月12日)まだ2~3分咲きです。
江戸東京たてもの園前のキンモクセイです。あまりにも立派なので写しました。高さ10m、枝幅8mあるそうです。対面にもう1本あります。
桜の園です。この一帯には、430本の桜の木があります。小金井公園全体では1700本の桜の木があるそうなので、桜の公園という感じです。写真では分からにくいですが、木の1本1本が立派です。
蒸気機関車展示上です。
蒸気機関車展示場から公園の端の小道を歩いていきます。ここは珍しく舗装道路ではありません。
たてもの園の正面口と広場です。ここから見ても建物の両側にあるキンモクセイがいかに立派なのか分かります。
小金井公園はそれぞれの場所や季節ごとの楽しめる場所です。
取り合えず次回は、江戸東京たてもの園もしくは桜の季節に桜を見にきたいです。どちらもすごく楽しめそうです。