山の会に所属していないと、だんだんと山に行かなくなります。少し山行の間が空き体力も自信がないとき、リハビリ的に気軽に行けるのが丹沢の主稜の南ある権現山⇒弘法山⇒念仏山⇒高取山のハイキングコースです。
そんなにハードでなくかといって楽々でもないミニ縦走が楽しめます。下山後は秦野駅の近くにある万葉の湯が楽しめます。
・ルート
・秦野の街と万葉の湯
・まとめ
アクセス
東京近辺に住んでいる人で山好きな人は必ず登っているのが丹沢です。丹沢の主稜は塔ノ岳、丹沢さん、蛭ヶ岳です。塔ノ岳は多くの山の会が春先のトレーニングとして登る姿があります。学生時代は、春先にここを登ると今年も山行が始まるとの思いがありました。
そんな丹沢の登り口の駅が、新宿から約70分の所にある小田急線の秦野駅です。秦野駅からバスで蓑毛やヤビツ峠までいきます。ヤビツ峠は標高761mあり大山へ行くにも、塔ノ岳に行くにも標高をかせげるのでよいのですが、秦野駅からヤビツ峠までバスで48分かかります。
日帰りで丹沢に行こうとするとここまでで疲れてしまいます。今回は秦野駅からいきなり歩き始められるコースにしました。
秦野駅は、新宿から、70分、町田からなら急行で30分くらいです。
秦野駅に着き北口からバスを待っている人達をしり目に、山行が始められます。
ルート
予定ルート
秦野駅⇒(20分)⇒権現山登り口⇒(30分)⇒権現山⇒(15分)⇒弘法山⇒(20分)⇒善波峠⇒(35分)⇒念仏山⇒(60分)⇒高取山⇒(60分)⇒バス停(東中前)
コースタイム240分(4時間)です。山の中を歩く3時間はよいのですが、高取山からゴルフ場の横を下りてバス停までの60分は長く感じられます。
標高は、秦野駅が105m、権現山 243.5m、弘法山 235m、念仏山 357m、高取山556.3mです。標高差 450mを登っていますので十分に足の訓練になります。高取山は高尾山 599mより少し低い山です。ちなみに高取山はあちらこちらにあるようですので注意が必要です。丹沢の宮ケ瀬にも高取山があります。
実際のルートと行動時間
・秦野駅から権現山(発9:20am 着10:10)
秦野駅に8:50頃に着きなんだかんだで出発は9:20となりました。北口のバスロータリで多くのバスを乗る人たちを横目に歩きはじめました。街の中を東の方向へ少し歩くと万葉の湯の看板がみえます。帰りはここで温泉に入る予定です。
登り始めはこんな感じ
左折して71号線に入り少し歩くと権現山の登り口があります。登りはじめてすぐに予定になかった浅間山(196m)の標識があり権現山まで300mを確認にできます。すぐに権現山に到着します。権現山には立派な展望台があり秦野や鶴巻温泉の町が良く見えます。 休憩15分。
権現山の展望台
展望台から秦野の街
・権現山から念仏山(発10:25 着11:15)
権現山から善破波峠までは平坦な道をのんびり歩けゆったりとした気持ちになります。善波峠からは登りが再び始まりますが約30分弱で念仏山(357m)に到着します。
弘法山に向かう広々とした道
・念仏山から高取山(発11:35 着12:25)
コースタイム60分の少し長い尾根道を登っていきます。低山なので基本林の中です。疲れてきたころに高取山につきました。昼食をとり少しのんびりしました。もう少し眺望がいいとよいのですが。
・高取山からバス停(発12:55 着13:45)
高取山からゴルフ場側に下ります。私的にはここからが少し長く舗装路もあり嫌いな道でした。バスは昼間は一時間に2本ですのでできれば時間に合わせて下りてこられるとよいですね。
コースタイム240分(4時間)に対し歩行時間200分(3時間20分)でした。休憩は合計で55分です。
秦野の街と万葉の湯
バスで秦野駅についてから、昔からあると思われる街並みの中また同じ道を15分ぐらい歩き万葉の湯にいきました。秦野万葉の湯は湯河原から運んだ温泉です。24時間営業で宿泊可能です。日帰り温泉は大人1800円です。
やっぱり汗をかいたあとの温泉は最高ですね
まとめ
体調や山行の位置付けに応じた山を多く知っていると、山行を長く継続できます。
今回のコースは気軽に行ける上に温泉にも入れます。また丹沢の主稜を目指す多くの人を見ることで刺激を受けまた山登りをしたくなりました。家から比較的近くにこんなコースを持っているととても良いです。